死刑に直面していた胎児、国際社会の圧力で当面は死を免れた

RFA 2008年11月14日、17日、18日 (一部抜粋)

グルジャで子供(妊娠6ヵ月半の胎児)が当局に殺されるのを待っていたウイグル人女性アルズグリさんは無事開放された。
以下は、11月14日の報道以降の進展についてRFAが伝えた主な情報である。

ウイグル人組織の対応
世界ウイグル会議の総裁、アメリカウイグル協会の会長であるラビア・カーディルさんによると、RFAを通じてこの件を最初に知ったアメリカウイグル協会やウイグル人権プロジェクトは早急にアメリカの関係機関や国際人権組織などと連絡をとり、動き出したという。(先日の記事でも書いてあるように、こうした努力の最初の結果として中絶手術が数日遅らせられることになり、アルズグリさんの子供が一度死を免れた。)

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後を絶たない「計画生育」惨劇、妊娠6カ月の胎児が死刑に直面

東トルキスタンのある村で行われている強制中絶の現場(ETIC写真)

東トルキスタンのある村で行われている強制中絶の現場(ETIC写真)

RFA 2008年11月12日、13日 (一部抜粋)

今、グルジャ県ブラック村で新たな「計画生育」惨劇が起きる寸前まで来ている。

この村の住民ヌリメメット氏とアルズグリさんは、後2~3ヶ月で生まれるはずの子供を守るために、これまでにあらゆる努力をして来た。つまり、3人目の子供に妊娠したことを理由に当局から4万5千元の罰金を要求されたが、一家の経済状況はとてもそのような大金を払える状況にはなかった。胎児の安全のため(罰金を払わなければ強制中絶されてしまうため)、母親のアルズグリさんは出産までに村を離れることを選択した。しかし、アルズグリさんが村からいなくなったことを知った当局は、アルズグリさんの夫や両親を村の役所に拘束し、直ちにアルズグリさんを連れてくることを要求し、当局の言う通りにしない場合農地を没収するなどとして脅迫し続けた。

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肉体拷問で二本の指を失ったウイグル人政治犯の悲鳴

警察の肉体拷問で二本の指を失ったウイグル人政治犯アブドゥラ氏の手(RFA写真)

警察の肉体拷問で二本の指を失ったウイグル人政治犯アブドゥラ氏の手(RFA写真)

RFA 2008年11月6日、7日 (一部抜粋)

アブドゥラ氏はホータンでRFAの放送を聴いたことを理由に逮捕され、2003年6月から11月までに監獄で肉体拷問を受ける。そして、肉体拷問で二本の指を失ってから釈放される。しかし、一度「政治犯」のレッテルが貼られた彼は、その後も警察の監視の下に置かれ、不当拘束・拷問・釈放の繰返しを経験することになる。結局のところ、警察のやり方に危険を感じた両親の忠告を受け、出国を余儀なくされ、トルコに亡命してくる。アブドゥラ氏は、トルコでRFAの取材(2008年11月6日)に答え、トルコ亡命を余儀なくされるまでの経緯について次のように語った:

2003年6月7日に、私は仲間5人とRFAの放送を聴いていたところ、突然警察がやって来て全員を拘束した。警察では、RFAの放送を聴く目的、RFAの放送を聴いている知り合いなどが他にいないかなどについて繰返し質問され、酷い拷問を受け、手に酷い怪我を負った。

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中国当局、ウイグル領土で「大学習、大討論」キャンペーンを開始

RFA 2008年11月6日 (一部抜粋)

ウイグル領土からRFAに寄せられている情報によると、最近ウイグル領土の各地で「反民族分裂主義」を中心とした所謂「再教育」キャンペーンが一斉に始まったという。

ウイグル領土の各地区、市、県政府の公式サイトを見る限りでも、この所謂「再教育」キャンペーンがウイグル領土全域で一斉に始まったことが明らかである。中国当局は、今回の「再教育」キャンペーンを「大学習、大討論」キャンペーンと名付けている。

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ウイグル領土、350万人の流れ者に定住権が与えられる

RFA 2008年11月4日 (一部抜粋)

ウイグル領土ででている複数の漢語のニュースサイトによると、一時滞在資格でウイグル領土に滞在している350万人の漢人の流れ者に来年から定住権が与えられることになっているという。

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中国当局、ウイグル自治区で庶民の書籍を没収する政治運動を開始

RFA 2008年10月29日 (一部抜粋)

中国当局は現在ウイグル自治区内で、庶民が持っている書籍などを没収する一方で中国共産党の宣伝書籍などを庶民に配る政治運動(「東風建設」と呼ばれる政治運動)を行っている。

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ドイツのメルケル首相が北京でウイグル問題を取り上げた

RFA 2008年10月27日 (一部抜粋)

アジア欧州会議(ASEM)に出席するために先週北京を訪れたドイツのメルケル首相は、三日間の訪中のなかでチベットとウイグルの人権問題を取り上げ、ドイツ政府がこの二つの地域における人権情勢を懸念していることを強調した。

ドイツの首相を務める人物が中国との対話のなかでウイグルの人権問題を直接取り上げたのは、これが初めてのことである。

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東トルキスタンで新たな「文化大革命」

RFA 2008年10月22日、ETIC 2008年10月27日

10月21日に、中国当局がウルムチで動員大会を開き、所謂「敵勢力」への徹底打撃と反民族分裂主義者の「四大キャンペーン」を宣言した。

会議では、ウルムチ党委員会書記の栗智が演説し、所謂「敵勢力」に対する闘争を一層強化すること、徹底打撃の高圧姿勢を保ち続けること、所謂「3悪勢力」への打撃を継続することなどを強調した。栗智は更に、宗教行事に対する管理を更に強化すること、所謂「不法宗教活動」を厳しく取り締まること、そして、国内外の所謂「反動的な思想」の潜入を阻止することなどを求めた。

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1997年のグルジャ惨劇、11年後の新たな死者

RFA 2008年10月13、14日 (一部抜粋)

グルジャからの情報によると、今年9月29日にグルジャでヘキメット・トゥルデという一人のウイグルの若者がこの世を去った。この若者の追悼式には驚くほど大勢の人が集まり、グルジャ中を震撼させるという異例の事態となった。そして、中国当局は数百人の警察を動員させ、追悼式が終わるまで厳重な監視体制を敷いた。一体何が起きたのか。

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カナダ国籍のウイグル人フセイン・ジェリリ氏、監獄で健康状態悪化

RFA 2008年10月14日 (一部抜粋)

カナダの地球ポスト紙の10月13日の報道によると、中国当局は先週末に、中国で投獄されているカナダ国籍のウイグル人フセイン・ジェリリ氏(39)と彼のお母さんサリハンさん(75)やお姉さんヘイリグリさんの面会を許した。今回面会を果たした彼のお母さんとお姉さんによると、フセイン・ジェリリ氏の今の健康状態が非常に悪いという。また、フセイン・ジェリリ氏が監獄の関係者に対して何度も治療を頼んでいたものの、拒否されてきたという。

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