中国のウイグル弾圧「ジェノサイド」認定に日本はなぜ慎重なのか

ソース:Mainichi

民族や宗教などの集団を破壊するために、そのグループに属する人たちに重大な危害を加える、出生を阻む措置を強制する――。中国政府が新疆ウイグル自治区で行っていることが「ジェノサイド(大量虐殺)」の定義に当てはまるかどうかが、国際社会の大きなテーマになっている。米政府は新疆ウイグル自治区での人権弾圧を「ジェノサイド」と認定したが、日本はそうした表明には慎重だ。なぜなのか。

国際社会に広がる懸念

世界中に大きなショックが広がったのは2月初旬、英BBCの報道がきっかけだった。

「私の役目は彼女たちの服を脱がせ、動けないように手錠をかけることでした」。報道は、新疆ウイグル自治区の施設にいた女性らの証言を基に、施設内で組織的な性暴力が行われていたという内容だった。

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ウイグル弾圧「現実知って」大阪で20日に証言者集会

ソース:MSN

© 産経新聞社 ウイグル弾圧「現実知って」大阪で20日に証言者集会

中国政府による新疆(しんきょう)ウイグル自治区の少数民族への人権侵害を知ってもらおうと、家族や友人が当局に強制収容されるなどした在日ウイグル人の証言者集会が20日、大阪府枚方市の市民会館で開かれる。主催者は「弾圧の現状を広く伝えたい」としている。

英BBC放送は先月、ウイグル族への監視・統制を目的とした「再教育施設」で、拷問や女性への性的暴行が組織的に行われていたと報道。米国政府はこうした行為を「ジェノサイド(民族大量虐殺)」や「人道に対する罪」と認定するなど、国際社会で非難の声が高まっている。

証言者集会は地元議員らでつくる実行委員会が、NPO法人「日本ウイグル協会」(東京)の関係者を招いて開催。同協会副会長のレテプ・アフメットさん(43)や他のウイグル人ら数人が、自身や友人の身の回りで起きた出来事について、現地の動画や写真を交えながら説明する。

自治区内では外国との通信手段が遮断され、アフメットさん自身も2018年2月以降、家族と電話できていない。

「父と弟は17年7月に連れていかれた。家族の居場所や生存確認すらできない状態」と嘆く。

中国政府は「施設は職業訓練が目的で、テロ対策や貧困緩和に向けた教育を提供する場だ」と主張するが、アフメットさんは「悪いことをしていないなら、記者や外交官、ウイグル人の自由な往来を認めるべきだ」と指摘。海外にいても圧力や脅しを受けるといい、「安全な場所がなくなっている。集会に来てもらい、厳しい現実を知ってほしい」と呼びかけている。

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「独立しない限り、弾圧なくならない」 中国逃れたウイグル男性 新宿で抗議

ソース:MSN

© 全国新聞ネット 行方が分からない家族の写真を印刷したプラカードを抱え、抗議するハサンさん=2020年11月、東京・新宿

東京・新宿の街頭で、中国政府による人権弾圧が行われている新疆ウイグル自治区から2カ国を経て、日本に逃れてきた男性が抗議活動を続けている。現地の家族は当局に拘束されたまま、今も行方が分からない。「ウイグル人が独立しない限り、弾圧は永遠になくならない」。男性はそう訴える。(共同通信=上松亮介)

▽中国語の罵声

昨秋、買い物客が行き交うJR新宿駅西口で抗議の声を上げていたアブドゥルラフマン・ハサンさん(45)。母(71)と妻(24)、長男(6)、長女(5)の写真を印刷したプラカードを両腕に抱え「これが弾圧の結果だ。家族、仕事、すべてを奪われた」と通訳を通じ訴えた。他の在日ウイグル人らと毎週土曜日に続けてきた抗議は約1年にわたる。新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が出されている間は中断しているが、宣言解除後はまた街頭に立つつもりだ。

ハサンさんは100万人以上ともされるウイグル人が正当な理由なく収容施設に送られたと主張、新疆ウイグル自治区に当たる地域で1944年にウイグル人らが樹立した「東トルキスタン共和国」の再興を訴える。チベットなど他の民族も抑圧的に統治してきた中国政府が最も敏感に反応するいわゆる独立運動だ。

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専門家らが中国のウイグル族弾圧に関する報告書発表、「ジェノサイド」と断定

ソース:CNN

新疆ウイグル自治区にある再教育施設とされる建物。収容者のほとんどがイスラム系の少数民族だ(2019年6月4日撮影)/Greg Baker/AFP/Getty Images

香港(CNN) 中国当局による新疆ウイグル自治区での行為は国際法上の「ジェノサイド(集団殺害)」そのものだとする報告書を、米国のシンクタンクが発表した。

報告書は人権、戦争犯罪、国際法の専門家50人以上が共同で執筆し、米首都ワシントンのシンクタンク、ニューラインズ戦略政策研究所が9日に発表。中国が国際条約に反し、少数民族ウイグル族に対するジェノサイドを行っていると結論付けた。

新疆ウイグル自治区でジェノサイドが起きているとの訴えや、中国当局の責任について、非政府組織が独自の法的分析を試みた例は初めて。CNNはこの内容を事前に入手した。

それによると、同自治区では政府がイスラム過激派の取り締まりと称する対テロ作戦を始めた2014年以降、ウイグル族などイスラム系少数民族の100万~200万人が1400カ所の収容施設に入れられてきた。

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ウイグル、モンゴル‥中国に弾圧された女性たちが抗議活動

ソース:Yahoo

日本で暮らすウイグルやモンゴル、香港など少数民族の女性たちが7日、東京都渋谷区の国連大学前で中国当局による人権侵害に抗議する集会を開いた。国連が制定した3月8日の「国際女性デー」に合わせて行われ、少数民族の女性たち約40人が民族衣装姿で集まり、故郷での人権弾圧の即時停止を訴えた。

新疆(しんきょう)ウイグル自治区ではウイグル族の女性たちが収容所で組織的な性的暴行や不妊手術が強制されている実態が海外メディアなどで報道されており、在日ウイグル人のグリスタン・エズズさんは「強制不妊手術で命を落とした人も数多くいる。生まれてこれなかった赤ちゃん、生まれても自由に生きる権利を奪われた民族にささげてほしい」と述べ、黙祷(もくとう)を呼びかけた。

ウイグル族の女性の苦境を作品に描く漫画家の清水ともみさんは「中国と経済的に深い関係にあるからといって、隣国で起きているホロコースト(ナチスによるユダヤ人大虐殺)以上の実態を知らないでいいのか」と述べ、日本も中国の少数民族迫害に対して関心をもっと高めるべきだと主張した。

参加者からは、昨年秋から子供たちへの標準中国語(漢語)教育が強化された内モンゴル自治区で、母語であるモンゴル語を守ろうとしたモンゴル族の女性教育者が亡くなった事例や、抗議デモに参加した香港人の女性らが複数不審死した事例などが報告された。

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在日ウイグル人、中国の迫害「日本の皆さんが声を」 埼玉で街頭活動

ソース:Sankei

ウイグル族の窮状を訴える日本ウイグル協会の于田ケリム会長(左)=6日午後、埼玉県和光市(奥原慎平撮影)

中国政府による新疆(しんきょう)ウイグル自治区での少数民族迫害の実態に関心を持ってもらおうと、日本で暮らすウイグル人らが6日、埼玉県和光市の東武東上線和光市駅前で街頭演説を行った。自治区の人権状況は悪化しており、在日のウイグル人らは埼玉県三郷市や千葉県船橋市などで連日ビラ配りなどを行っている。

この日は約10人の在日ウイグル人や支援者が参加。自治区で数百万人のウイグル族が「強制収容所」に入れられている現状などを訴えた。家族が収容されている参加者もいた。

日本ウイグル協会の于田(うだ)ケリム会長は、産経新聞の取材に「これはウイグル人の力だけでは解決できない。ウイグルの問題を知ってもらい、日本の皆さんが声を挙げれば、日本政府や国会も(問題解決のため中国に)働きかけてくれると思う」と語った。

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【自由 強権】父を探しに ウイグル人女性の死 「なぜ止められなかったのか」 在日コミュニティーに広がる動揺 

ソース:Sankei

あるウイグル人女性の死亡の知らせに、在日のウイグル人コミュニティーが動揺している。中国政府は新疆(しんきょう)ウイグル自治区で暮らす少数民族への弾圧を強めており、この女性の父親らも相次いで「強制収容所」に収監された。女性は居ても立ってもいられず、父親を探すために自治区に戻ったが、昨年末に亡くなったことが伝わった。知人らは女性が帰国すれば、命の危険があると分かっていながらも、思いとどまらせることができなかった無念さを感じている。

女性はウイグル自治区南西のカシュガル地区出身のミヒライ・エリキンさん。中国の上海交通大学を卒業し、2014年9月に来日した。東京大学大学院などで勉強する傍ら、日本人や在日ウイグル人の子供たちに英語やウイグル語を教えていた。将来の夢は、故郷に帰って日本で身につけた知識を生かすか、ウイグル語を守るため子供たちにウイグル語を教えることだったという。

故郷でのウイグル族への迫害は17年ごろから悪化の一途をたどった。ミヒライさんの父親は、自治区の学校で排除されているウイグル語の「私塾」を運営しており、このためか、同年4月以降、父親ら複数の親族が収監されたとの情報がミヒライさんのもとに届いた。

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カンニング竹山 「ウイグル問題」拷問、レイプの証言は見過ごせない!

ソース:Asahi

中国・新疆ウイグル自治区で起きている問題をインターネットテレビで取り上げてきたお笑い芸人カンニング竹山さん。取材を重ねていくうちに同じ地球上で同じ人間がやっている行為として「見過ごせない!」と憤る。

*  *  *
先週土曜日、ABEMATVの「カンニング竹山土曜TheNight」で生放送2時間「ウイグル問題第三弾!」をやったんですよ。この番組では第1弾、第2弾と日本ウイグル協会の方をゲストに呼んだりして、ウイグルで何が行われているかということを取り上げてきました。今回取材をしたのはウイグル人の女性で再教育施設と呼ばれる実質の強制収容所にもいた経験を持つ方でした。その女性の夫がパキスタン人で、パキスタンと中国は仲がいいからパキスタンに家族で逃げたら危ないかもしれないということでワシントンに家族で亡命したんです。その女性にリモートで5時間取材をさせてもらいました。

今回の女性の取材も含め、いろいろな方々からの証言を聞いていくと、想像をはるかに超える本当に酷い話なんですよ。今現在、こんなことが行われているの? これ、ナチス党政権がアウシュビッツ強制収容所でやっていたことと一緒じゃないか? 

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池上彰氏の考える新疆ウイグル問題「今後は人権侵害を続ける中国のオリンピックに参加して良いのかという声が…」

ソース:MSN

© 文春オンライン トルコや香港など、世界中でウイグル弾圧に対する抗議デモがおこっている ©️AFLO

Q ウイグルの不妊治療問題、どうして加速?

「一人っ子」政策を廃止し、国全体の不妊手術が減少傾向にある中国ですが、新疆ウイグル自治区では不妊手術が急増しているというニュースを見ました。多民族国家と言われる中国で、どうしてウイグル民族だけがこうした状況にあるのでしょうか。(60代・男性・無職)

A 中国共産党が指示しているからです。

中国共産党は、自分たちより上位の存在を許さないのです。キリスト教のカトリック教会も、ローマ教皇に忠誠を誓う教会は自由な宗教活動ができないので、いわば「地下教会」のような状態に追い込まれています。まるで「隠れキリシタン」です。

ローマ教皇に忠誠を誓うということは、中国共産党より上位の存在を認めているからです。中国国内で活動が認められている教会は、中国共産党の指示に従うところだけです。

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中国のウイグル族弾圧は「ジェノサイド」 オランダ下院が非難決議

ソース:Sankei

オランダの下院は25日夜、中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区で「少数民族ウイグル族に対するジェノサイド(民族大量虐殺)が起きている」と非難する決議を賛成多数で採択した。同種の決議採択は欧州で初めてとみられる。

来年の北京冬季五輪を中国外で開くべきだとする決議は否決された。

ルッテ首相が党首を務める自由民主党は反対票を投じた。ブロック外相は記者団に対し、政府はジェノサイドという言葉を使わないとする一方、現地での「大規模な人権侵害」に重大な懸念を抱いていると述べた。

在オランダ中国大使館は26日、ジェノサイドは「全くの嘘」であり、決議は「中国への意図的な中傷」と批判した。

米政府は1月、ウイグル族弾圧をジェノサイドと認定。カナダ下院も今月22日に非難決議を採択した。

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