ウイグル族への人権侵害で中国当局者に制裁を 米議会

nhk, 11.01.2020

中国の人権問題を調査しているアメリカ議会の委員会は、中国政府が少数民族のウイグル族に人道に対する罪を犯しているおそれがあると警告し、トランプ政権に対して中国政府の当局者に制裁の発動を促しました。

中国の人権問題を調査しているアメリカ議会の委員会は8日、記者会見し、中国の人権状況をまとめた年次報告書を発表しました。

この中で委員会は、中国政府がテロ対策を名目に新疆ウイグル自治区で収容施設を拡大し、少数民族のウイグル族を不当に拘束して電気ショックなどの拷問を続けていると非難しました。

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【寄稿】その中国製シャツ、作っているのは「奴隷」

WSJ, 11.01.2020

――筆者の楊建利氏は中国の元政治犯で人権団体「公民力量」の創設者、韓連潮氏は公民力量の副代表。

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米税関・国境警備局(CBP)は9月、中国の新疆ウイグル自治区のアパレルメーカー、和田泰達服飾が強制労働ないし囚人の労働力を利用していると非難し、同社製品の輸入を禁止した。これは第一歩である。しかし、米国はもっと踏み込んだ対応を取るべきだ。世界最大の綿製品生産国である中国は、綿生産に必要な労働力を確保するため、世界最大の刑務所システムを構築している。

 この綿グーラグ(矯正労働収容所)は新疆を基盤としている。中国のウイグル人や他のイスラム教徒の大半が暮らす場所だ。中国がイスラム教徒の大量収容を継続し、綿サプライチェーンの垂直統合を強化するなか、新疆では、世界の綿製品分野で中国の支配を脅かす嵐が起きようとしている。

われわれの組織「公民力量(Citizen Power Initiatives for China)」は、「綿:うそに覆われた繊維」という報告書を発表した。同報告書は、中国共産党が発表したデータのほか、中国企業、目撃者証言から得られた直接的証拠を用いて、この地域の刑務所と再教育キャンプの収容者が中国の綿サプライチェーン維持のため強制労働に従事させられていることを証明するものだ。

この報告書は、自由貿易をゆがめ、国際的な労働基準に違反し、人権を著しく侵害している現代の奴隷制度について記述している。ソ連時代のグーラグと同様、この懲罰制度は、収容者を僻地に連行し、過酷な労働を科すものだ。それによって国家は金銭的利益を享受し続ける。

囚人を強制労働させるのは、中国で長年維持されてきた政策だ。共産党政権が誕生した1949年以来ずっと、中国政府は新疆に他の地域の囚人を移送し、厳しい砂漠の環境の中で厳しい労働に従事させ、「新疆の経済発展への貢献」を強いてきた。新疆は現在、人口当たりの囚人の比率が中国国内で最も高い。ウイグル人の再教育キャンプを除いても、新疆(人口2200万)には約75の刑務所がある。これに対し、山東省(人口9900万)の刑務所の数は30を下回る。

中国政府は2014年、新疆地区のウイグル人を一段と締めつける戦略を導入した。それには、再教育キャンプないし職業訓練センターと呼ばれる場所での多数のウイグル人の拘束も含む。それらは民族的アイデンティティーを浄化し、共産党に忠実になることを意図した場所だ。専門家らの推計では、中国はこの制度の下、100万人を超えるウイグル人を拘束した。

同時に、中国政府は国内衣料品製造セクターの垂直統合を加速する取り組みにも着手した。繊維と衣料品の工場を新疆の綿生産地の近くに移動する取り組みだ。新疆では、労働者としてウイグル人を利用できる。中国政府は繊維およびアパレル企業に再教育キャンプの強制労働者を送り込み、新疆の生産施設で働かせている。

2014年以降、この垂直統合に関わるため、約2200社の綿生産およびアパレル企業が新設された。世界的ブランドに商品を供給していると豪語する企業もある。2018年の時点で、中国当局は貧困世帯や犯罪者、拘束者の親族や再教育キャンプの収容者の中から、新たに45万人のウイグル人を雇用したことを文書で明らかにしている。

和田泰達の呉洪波会長は昨年12月、AP通信に対し、政府が「職業技能教育訓練センター」と呼ぶ施設内に同社が工場を所有していることを認めた。呉氏は「当社は貧困撲滅のために貢献している」と語った。APによると、中国外務省の報道官は訓練センターについて「多くの虚偽の報道をしている」として海外メディアを非難したが、その詳細を尋ねても具体的な説明はなかった。

この強制労働システムは、2つの目的を果たすために作られたように見える。それは国家の収入を増やすこと、そして経済的成果を通じて新疆を政治的に「安定」させ、同地域の共産党支配を正当化させることだ。新疆の収容所の人々は、綿花畑の開拓に始まり、かんがいシステムの構築、綿花の作付け、収穫、加工から衣料品製造に至るまでの綿のバリューチェーンにおいて主要な労働力となっている。新疆の収容所および強制労働所の当局者は、こうした刑務所企業や工場に関する情報をインターネット上から削除し、刑務所工場の名前を変えて複雑な所有構造を作り、刑務所工場を畑や貿易会社などに見せかけている。

刑務所と労働収容所は人々を抑圧する従来からのやり方だが、中国はまた、収容に関する新たなモデルを完成させつつある。中国は新疆において世界で最も広大かつ最も人権侵害の甚だしい監視システムを導入し、新疆地区を事実上、野外刑務所につくり変えた。中国から物品を仕入れる企業は原則的に、調達先を監査することができない。住民の行動を監視するための顔認証用カメラ、高性能の音声認識技術を配備してしまえば、人々を隷属状態に置くのに鉄条網に頼る必要はなくなる。

米国には強制労働によって生産された品目の輸入を禁じる世界で最も厳しい法律―1930年関税法(Tariff Act of 1930)―がある。実態を証明するのが難しいため、同法はほとんど執行されていない。しかし新疆については強制労働がいたるところに存在し、証拠は明白だ。新疆は中国の衣料サプライチェーン最大の供給元であり、欧米政府、企業、消費者は、どのような綿製品であっても中国製であれば、綿生産の強制収容所で作られた製品だと考えるべきだ。

今こそ現代の奴隷制度を終わらせる時だ。われわれは米国政府に対し、中国からの全ての綿、繊維製品、アパレル製品の輸入を禁止することで、強制労働による製品の輸入を止めるよう要請する。

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中国のウイグル政策に抗議 インドネシアで数百人がデモ

Yahoo, 01.01.2020

【AFP=時事】インドネシアの首都ジャカルタにある中国大使館前で27日、中国政府のイスラム系少数民族ウイグル人に対する政策に抗議するデモが行われ、イスラム教徒数百人が参加した。

集会はイスラム強硬派組織「イスラム防衛者戦線(FPI)」が呼び掛けたものだが、FPIに所属しないイスラム教徒らも参加し、厳重な警備の下で実施された。AFPのカメラマンによると、大雨にもかかわらず、抗議は金曜礼拝終後の正午から夕方近くまで行われた。

インドネシアメディアによれば、同国第2の都市スラバヤ(Surabaya)の中国総領事館前でもこの日、抗議集会が行われた。

東南アジアを中心としたイスラム圏の国々にとって、中国は政治的・経済的に重要なパートナーであり、ウイグル問題で中国を非難する国は少ない。

インドネシアのムルドコ(Moeldoko)大統領首席補佐官は今週、同国政府は中国の国内統治に介入するつもりはないと述べていた。

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香港市民、ウイグル支持の抗議集会 警察が催涙スプレーで排除

NewsWeek, 01.01.2020

香港中心部で22日、新疆ウイグル自治区のイスラム教少数民族ウイグル族を支持する抗議集会が行われた。集会はおおむね平和的に行われたが、その後警察が催涙スプレーなどを使って排除に乗り出した。

数十人の機動隊員がガラス瓶や石を投げるデモ参加者と衝突した。

これより先には、ウイグルの旗などを掲げた1000人以上が参加して平和的な集会が行われた。黒い服を着てマスクで顔を覆った幅広い年齢層の市民が参加し、新疆ウイグル自治区や香港の自由を訴えた。

6月に始まった香港の反政府デモは7カ月目に入り、香港経済はリセッション(景気後退)に陥っている。観光客が減少する中、小売業者などが打撃を受けている。

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ラグビーNZ代表のスターがエジル選手に同調、「悲しい時代」と中国批判

AFPBB, 01.01.2020

【12月23日 AFP】サッカーイングランド・プレミアリーグ、アーセナル(Arsenal)のメスト・エジル(Mesut Ozil)選手が、新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)における中国政府のウイグル人弾圧を批判した問題で、ラグビーニュージーランド代表のソニー・ビル・ウィリアムズ(Sonny Bill Williams)選手は23日、エジル選手に同調し、「人間らしさ」よりも金銭を取った人がいると嘆いた。

中国の少数派イスラム教徒弾圧に対するエジル選手の批判が波紋を広げる中で、オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)でラグビーW杯(Rugby World Cup)2連覇を経験したイスラム教徒のウィリアムズ選手もエジル選手に追随した。

ウィリアムズ選手はツイッター(Twitter)に、中国国旗を思わせる赤い手が、血に染まった「東トルキスタン(ウイグル分離派が使用する新疆ウイグル自治区の名称)」の旗風の別の手をつかんでいるイラストを投稿し、「人間らしさよりも経済的利益が優先される悲しい時代だ」という言葉を添えた。

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獄中ウイグル学者の娘が代理受賞 欧州議会サハロフ賞

jiji, 21.12.2019

 【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州議会は18日、フランス北東部ストラスブールでの本会議で、人権や自由の擁護活動をたたえるサハロフ賞の今年の受賞者、ウイグル族経済学者イリハム・トフティ氏への授賞式を行った。中国で国家分裂罪に問われて服役中の本人に代わって娘のジェウヘルさんが出席し、賞を受け取った。<下へ続く>

ジェウヘルさんは議会で演説し、中国政府による抑圧や監視で「ウイグル人には学校にも公共の場にも家の中にも自由はない」と強調。100万人以上のウイグル人が抑留されて自分たちの信仰や言葉を捨てさせられ、拷問で死んだ人もいると訴えた。その上で「どうか解決に向けて取り組んでください」と述べ、父親らの釈放に協力を求めた。

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ウイグル族獄中学者にサハロフ賞 イリハム氏、娘が代理出席

Yahoo 21.12.2019

【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州議会は18日、フランス・ストラスブールでの本会議で、優れた人権擁護活動をたたえる「サハロフ賞」の今年の受賞者、ウイグル族学者イリハム・トフティ氏への授賞式を行った。イリハム氏は中国で、「国家分裂罪」で有罪判決を受け服役中。娘のジュハル氏が式に代理出席した。

欧州議会は、イリハム氏が漢族との対話を訴え「民族の権利向上に人生をささげた」と称賛した。

ジュハル氏は演説で「ウイグル族は学校、公共の場、そして自宅内でさえ自由がない」と強調。さらに「中国政府はおそらく100万人以上をキャンプに収容している」と訴えた。

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中国、サハロフ賞に反発 獄中のウイグル族学者に授与

MSN, 21.12.2019

【北京共同】欧州連合(EU)欧州議会が人権擁護活動をたたえる「サハロフ賞」を服役中のウイグル族学者イリハム・トフティ氏に授与したことに関し、中国外務省の耿爽副報道局長は19日の定例記者会見で「各方面に中国の内政と司法の主権を尊重するよう望む」と反発した。

耿氏はサハロフ賞を「知らない」と述べ、イリハム氏は「中国の裁判所が法に従い判決を下した犯罪者」だと強調した。

イリハム氏は国家分裂罪で無期懲役が確定し服役中。欧州議会は18日、フランスで授賞式を行った。代理出席した娘のジュハル氏は、イリハム氏の消息を2017年以降聞いていないと明かした。

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中国中央テレビ、アーセナル戦の中継中止…ウイグル弾圧批判に対抗か

Yahoo, 21.12.2019

【北京=田川理恵】中国中央テレビは16日未明に予定していたサッカーのイングランド・プレミアリーグの試合放送で、アーセナル対マンチェスター・シティー戦の中継を取りやめた。アーセナルのメスト・エジル選手が、中国政府の新疆ウイグル自治区に対する政策をツイッターで批判したことに対する措置だとみられる。

自治区では、イスラム教を信仰する少数民族ウイグル族が中国政府に弾圧を受けているとされる。香港英字紙・サウスチャイナ・モーニングポストによると、エジル選手は13日、自身のツイッター上で自治区の人々が「信仰から引き離そうとする迫害者に抵抗している」「(自治区では)コーランが焼かれ、モスクが閉鎖されている」などとトルコ語で訴えた。

中国サッカー協会は中国メディアの取材に「多くの中国のファンと中国国民の感情を傷つけるもので受け入れられない」と主張した。エジル選手はドイツのトルコ系移民3世で、ドイツ代表としても活躍した。

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エジル、中国で迫害されるウイグルを支持 「ひとりずつ殺され…」

nicovideo, 14.12.2019

アーセナルプレーする元ドイツ代表MFメスト・エジル。今季は強盗未遂事件もあり存在感が希薄だったが、このところは先発出場を続けている。

先日には今季のプレミアリーグで初アシストマークした(以下動画40秒~)。

31歳になったとはいえ、左足はまだまだキレてる!

そのエジルがSNS上にポストしたメッセージが話題になっている。

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