新型肺炎の流行地にウイグル人労働者を送り込む中国政府の非道

Newsweek Japan, 15.03.2020

<感染を恐れて中国人労働者が集まらないのを補塡するため、各地の工場にウイグル人が派遣されている>

世界のトップ企業に供給される部品を製造する中国の工場では2017年から19年にかけて、新疆ウイグル自治区の収容施設から移送された8万人ものウイグル人が強制労働させられている──。シンクタンクのオーストラリア戦略政策研究所が3月1日に発表したレポートが世界に波紋を広げている。

レポートはウイグル人の強制労働が行われているのは「アップル、BMW、ソニー」の関連工場だと言及しているが、この動きは新型肺炎の拡大後、違う形で加速している。

同自治区のニュースサイト「天山網」は3月4日、「私たちは元気で暮らしています──新疆生まれの労働者たちの声」と題する記事を配信した。それによると「2月23日、97人の若者が専用機でアクスから杭州に行き、杭州日月電器有限公司で働くようになった」。この工場は電気コネクタなどを生産しており、生産品の80%以上をアメリカや日本、フランスなどに輸出している。杭州は浙江省の省都であり、浙江省は湖北省に次ぐ新型肺炎の流行地となった場所だ。

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アップルやソニー等83社がウイグル人「強制労働」から部品供給との報告

Engadget, 08.03.2020

オーストラリアのシンクタンク「オーストラリア戦略政策研究所」は、中国政府が新疆ウイグル自治区からウイグル人を全国に移送し、グローバル企業に部品などを供給する工場で強制的に働かせているとの調査結果を発表しました。

同シンクタンクは、そうしたサプライチェーン工場との取引がある企業としてハイテク、衣料品、自動車の分野で少なくとも83社があると指摘。その中にはアップルや米BMW、ソニーやサムスンなどが含まれています。

このレポートによれば、2017年~2019年に新疆ウイグル自治区から少なくとも8万人が中国全土の工場に運ばれ、その一部は「収容所」から直接送られたと推定されています。

そうして移送されたウイグル人労働者は、勤務時間外も組織的にイデオロギーの再教育を受け、絶え間なく監視され、宗教的儀式への参加も禁じられているとのことです。その報告を裏付けるように、米Washington Postも仕事が終えた労働者らが工場内にある警察署(「党に忠誠を保ち」、「明確な規律を守り」と書いている)を通り過ぎ、常に監視下に置かれた寮に戻る様子を伝えています。

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アップル・ソニーなど大企業、ウイグル人強制労働の工場から部品供給か 豪報告書

afpbb, 08.03.2020

【3月2日 AFP】オーストラリアのシンクタンク「オーストラリア戦略政策研究所(Australian Strategic Policy Institute)」は2日、世界のトップ企業に供給される材料や部品を製造している中国の工場で、新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)の収容施設から移送された8万人以上のウイグル人が強制的に働かされているとの報告書を発表した。報告書では供給を受けている企業として米アップル(Apple)、独BMW、ソニー(Sony)などの名前が挙げられており、今後、各企業の経営にも大きな影響を与える可能性がある。

オーストラリア戦略政策研究所は「テクノロジー、衣料、自動車産業の世界の有名企業、少なくとも83社のサプライチェーンに組み込まれている工場でウイグル人が働いている」と指摘し、「中には中国政府の労働者移送政策の下、ウイグル人を強制労働させている工場もあり、世界のサプライチェーンを傷つけている」と非難している。

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ウイグル人迫害を支えるDNAデータ収集、背後に米企業の陰

Newsweek Japan, 01.03.2020

<反体制的なウイグル人をあぶり出す中国政府の生体認証データ収集に、米企業のDNA解析機器が使用されている可能性がある>

中国政府の調達関連文書によると、2015年に新疆生産建設兵団公安局は、住民のDNAを解析して国のデータベースに登録するために、米バイオテクノロジー企業プロメガから分析機器を購入する計画を発表した。

生産建設兵団は新疆ウイグル自治区の準軍事組織で、中央政府と自治区政府の両指揮下にある。新疆に駐屯していた中国人民解放軍部隊が起源で、270万人以上の「屯田兵」が国境付近の警備と農地開拓や資源開発に従事する。

彼らのもう1つの使命は、この地域でウイグル人などの先住民族よりも、中国で9割以上を占める漢民族の人口を増やすことだ。この兵団公安局がDNA分析機器を購入したことを、数年前から人権活動家が危惧している。ウイグル人の監視と迫害に利用される可能性が高いとみているのだ。

2017年以降、新疆ではウイグル人などのイスラム系少数民族100万人以上が「職業訓練センター」に送り込まれている。実態はイスラム教徒を再教育する強制収容所だ。

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中国、ウイグル政策示す流出文書に反論 信憑性に異議

Yahoo News, 01.03.2020

香港(CNN) 中国政府はこのほど、西部の新疆ウイグル自治区にある収容施設から流出した記録文書について、その信憑(しんぴょう)性に異議を唱える会見を開いた。文書に対する反論としてはこれまででもっとも包括的なものとなっている。

当該の文書は新疆南西部の墨玉(カラカシュ)県の出身者311人のリストを含む。全員が様々な種類の違反を犯して再教育施設へ送られたとあり、違反の内容としては結婚に際して宗教的な儀式を執り行ったことやベールの着用などが挙げられている。

これに対し22日、カラカシュ県の知事が自治区の中心土地ウルムチで会見。「念入りな調査の結果」、文書で言及された住民の多くは一度も施設に入っていないことが分かったと主張した。知事によればこれらの住民は「いつも通常の状態で働き、生活しており、職業技術の訓練に参加したことはない」という。

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コロナウイルス:ウイグル活動家は中国で流行のウイグル自治区(東トルキスタン)の苦境に注目した

Uighurtimes Japan, 01.03.2020

翻訳:Ilik

チェック:Yasin

「新型コロナウイルスと戦うための厳しい政策に苦しんでいる中国人は、同様な政策が中国の少数民族に対して何年もの間実施されてきたことを認識すべきだ。」と亡命ウイグル人の人権活動家が訴えた。

刑務所に入れられたウイグル知識人イリハム・トフティ氏の娘ジュウェル・イリハム氏は、北京が行っている数千万人を封鎖するなどの政策を批判した。

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【地球コラム】父親が「再教育キャンプ」収容? トルコ在住ウイグル人に衝撃

JIJI.COM, 01.03.2020

中国の新疆ウイグル自治区で多くのウイグル人が「テロ対策」を名目に拘束され、共産党への忠誠強化のために「再教育キャンプ」に送られるなど弾圧が指摘される問題で、トルコに暮らす約2万人のウイグル人の間でも大きな衝撃が走っている。ウルムチやカシュガルなど自治区内で暮らす家族や知人が音信不通になったケースは後を絶たず、過去にキャンプに収容された経験を語るウイグル人も出てきた。(時事通信社エルサレム特派員 吉岡良)

◇ ◇ ◇

1月下旬、イスタンブールの大学に通う同自治区出身の男性(26)が取材に応じ、自身の父親が行方不明になっている境遇について語った。男性はこれまで、中国当局の拘束下にあるとみられる父親に危害が加えられる恐れがあることから対外的な発信に消極的だったが、一向に事態が改善しないことを受け、重い口を開いた。

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コロナウイルスの恐怖の中、少なくとも99人の武漢住民をアルトゥシュ市で隔離中

Uighurtimes Japan, 15.02.2020

情報源:https://www.rfa.org/english/news/uyghur/quarantine-02062020170637.html

翻訳者:Ilik

チェック:Yasin

当局によると、ウイグル自治区(東トルキスタン)のアルトゥシュ市のホテルで、コロナウイルス(nCoV)の発生地である武漢から来た少なくとも99人が、感染の広がりを防ぐため隔離された。

1月23日に中国の国営メディアは、ウイグル自治区(東トルキスタン)での最初の感染者(以前武漢に旅行した2人の男性)が確認されたと報じ、1/31 (木)までに少なくとも36人が感染し、更にウイルスに関連した症状のある1,600人以上が検査中である。

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武漢コロナウイルスは、中国政府が100万人以上のウイグル人を投獄している強制収容所がある新疆 (東トルキスタン)を襲った。その不潔な収容所で囚人は無防備な犠牲者になる。

Uighurtimes Japan, 04.02.2020

情報源:https://www.insider.com/wuhan-coronavirus-xinjiang-uighur-squalid-detention-camps-2020-1?fbclid=IwAR3oJPLWQEMD52yiq1ybcFzBJIuKG2PukSj8J-SwgP97B8oOJRz–aaKmWE

翻訳:Ilik

チェック:Yasin

ラジオ・フリー・アジア(RFA)は、中国中央電視台(CCTV)の報告を引用し、1/23 (木) 現地時間午後6時に、47歳の男性Liと52歳の男性Guが感染したと報じた。

「当局は、この2人は最初の症例があった湖北省の武漢を訪れたと報告した」とRFAは述べた。

ウォール・ストリート・ジャーナルも保健機関の報告を引用し、新疆(東トルキスタン)でも発生したことを報じた。

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伝統を捨て、”近代化”せよ! 中国、ウイグル族の人々に自宅の模様替えを強制

Businessinsider, 24.01.2020

旧市街にあるエイティガールモスクの近くに掲げられた中国の国旗(2018年9月6日、新疆ウイグル自治区カシュガル)。

REUTERS/Thomas Peter

  • 中国では、当局が少数民族のウイグル族に対して、彼らの自宅をより中国風に模様替えするよう命じているという。
  • ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、ウイグル族の人々は伝統的な家具やデザイン要素を家の中から取り除くよう命じられていて、大半の人々は収容施設に抑留されるのを恐れてこれに従っているという。
  • アメリカは、中国が最大300万人のウイグル族の人々をこうした収容施設に抑留していると見ている。施設に入っていたことのある人たちは、拷問や医学的な実験が行われていたと話している。
  • 中国はこうした疑惑を否定し、収容施設は「再教育」施設だとしている。
  • ウイグル族の人々は厳重な監視下に置かれていて、中国はウイグル族の女性のもとに彼女たちと生活をともにする中国人男性を送り込んでいる。女性たちの夫の多くは収容施設に送られているという。また、報道によると、中国はウイグル族の人々の臓器を採取しているという。

中国は、イスラム教を信仰する少数民族ウイグル族の人々に対し、彼らの家をより伝統的な中国風の見た目に模様替えするよう強制しているようだ。

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