ウイグル禁輸法、21日施行 強制労働を阻止―世界が板挟み・米
ソース:jiji
【ワシントン、北京時事】中国・新疆ウイグル自治区からの輸入を原則禁止する米国の新法「ウイグル強制労働防止法」が21日、施行される。輸入企業は原材料の調達から製造まで、強制労働に一切関与していない証拠を求められる。人権をめぐる米中対立が制裁と報復の応酬に発展する可能性もあり、日本を含む世界の企業が二大国の板挟みとなりそうだ。
バイデン米政権は、中国の少数民族ウイグル族らへの弾圧を「ジェノサイド(集団虐殺)」としたトランプ前政権の認定を支持。新疆を含む中国で強制労働を利用して作った製品を国際的なサプライチェーン(調達・供給網)から締め出し、「世界の工場」と称される中国経済への過度の依存をやめるよう企業に促していく。
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