多数の子どもを家族から引き離し、寄宿校に隔離 中国・ウイグル自治区

ismedia, 10.07.2019

ジョン・サドワース、BBCニュース、中国・新疆

中国政府が西部・新疆(ウイグル自治区)で、イスラム教徒の子どもたちを家族、信仰、言葉から意図的に引き離していることが、新たな調査でわかった。

何十万人もの大人が巨大収容所に拘束されている一方で、急速かつ大規模な寄宿学校の建設が進められている。

BBCは公表されている文書と在外家族への取材数十件から、新疆の子どもたちに何が起きているのかを示す、これまでで最も総合的な証拠を入手した。

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<さまよえるウイグル ウルムチ騒乱から10年> (中)キルギス

tokyo-np, 10.07.2019

かつて気軽に行き来できた国境はほとんど閉ざされ、親類とはもう二年、連絡が取れない。中国新疆ウイグル自治区と接する、中央アジア・キルギスの首都ビシケクで暮らす在外ウイグル族のイスマイル・タイロフさん(45)は「祖国」の苦境に胸を詰まらせる。

自治区内では一九三三、四四年、トルコ系ウイグル族を主体とした「東トルキスタン・イスラム共和国」などが独立を宣言した。「四九年に人民解放軍に排除されるまでは、われわれには正式な政府があった」。タイロフさんは一帯を、中国が名付けた自治区ではなく「東トルキスタン」と呼ぶ。

中国の支配を逃れ、中央アジアに多くのウイグル族が避難。キルギスには公式に約五万~六万人、実際は十五万~二十万人が暮らすという。タイロフさんの両親も自治区第二の都市、カシュガルから移り住んだ。

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抑圧・監視で安定維持=「強制収容」に批判強まる-ウルムチ騒乱10年・中国

livedoor, 10.07.2019

【北京時事】中国新疆ウイグル自治区の区都ウルムチで197人が死亡(当局発表)した大規模な騒乱が発生して、5日で10年を迎える。

共産党・政府は、テロ対策を名目にイスラム教徒の少数民族ウイグル族に対する抑圧と監視を強め、表面上は安定を維持している。しかし、「職業訓練」の名の下に多数のウイグル族を事実上強制収容していることに、国際社会の批判は強まっている。

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「拘束4時間」ウイグル人と誤認された日本人 中国は何を怖れているのか?

shuchi, 25.06.2019

<<収容者数100万人といわれ、米国務省がいま世界的な人権問題として警鐘を鳴らすウイグル人の強制収容。中国はなぜ彼らを恐れるのか?

ジャーナリストの福島香織氏が上梓した『ウイグル人に何が起きているのか』(PHP新書)では、自身が現地へ潜入し、現地ルポとウイグル人へのインタビューを通して「監獄社会」化する同地の異様な全貌を明らかにしている。本稿ではその一節を紹介する。>>

※本稿は『ウイグル人に何が起きているのか 民族迫害の起源と現在』(PHP新書)より一部抜粋・編集したものです。

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監視下の取材で見た涙 ウイグル族の女性「私は中国人」

Asahi, 26.05.2019

青天の昼過ぎ、その施設の門をくぐると、はためく中国国旗が目に飛び込んできた。その奥の校舎の壁には、「厳格に指導する」のスローガンが見える。

4月、記者は中国政府の案内で、新疆ウイグル自治区カシュガル地区の疏勒(シューロー)県にある「職業技能教育訓練センター」を訪ねた。

カシュガルの市街地から車で30分ほどの場所にあるセンターは約3メートルの塀に囲まれ、外界と断絶されていた。中庭では男女がバレーボールに興じ、敷地内の物々しい雰囲気には不似合いな笑い声が響いた。

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中国、新疆に謎の訓練所 入所断れば「裁かれて終わり」

Asahi, 26.05.2019

「『異教徒の作ったものは使うな』という言葉をネットで読み、SNSで広めた。私は法を犯した」

指定の灰色ジャージーを着たウイグル人男性(24)は、入所のきっかけをそう振り返った。記者を前にした緊張からか、表情は硬い。

中国・新疆ウイグル自治区カシュガル地区の「疏勒県職業技能教育訓練センター」。中国政府がウイグル族などがイスラム教の過激思想に染まるのを防ぐためだとして、各地に設置する施設の一つだ。

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ウイグルの施設は「強制収容所」、米高官の非難を中国否定

MSN, 14.05.2019

米国防総省幹部が先週、中国の新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)の「強制収容所」に300万人近くが拘束されていると非難したことについて、中国政府は6日、これを真っ向から否定した。

米国防総省アジア・太平洋安全保障担当のランドール・シュライバー(Randall Schriver)次官補は先週の記者会見で、同自治区の収容施設を「強制収容所」と呼び、推計「300万人近く」が拘束されていると非難した。

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中国で強制収容所送りになる10のこと

U.S. Mission Japan, 16.04.2019

*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。

サラ・ジェメニィ・ウイルキンソン
リー・ハートマン

中国では、おそらく何百万人ものイスラム系少数民族が、モスクに行く、海外旅行に行くなど、世界中の人にとって当たり前の日常生活を送るだけで、強制収容所へと送られています。

新疆ウイグル自治区にある強制収容所には、2017年4月以降で少なくとも80万人、実際は200万人以上と言われるウイグル族や他のイスラム系少数民族が拘束されています。彼らは信仰や伝統を放棄するよう迫られ、虐待や拷問を受けたと訴えています。

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【主張】ウイグル人弾圧 中国の言い逃れは通じぬ

sankei, 25.03.2019

中国はあくまで、シラを切るつもりなのか。

新疆ウイグル自治区でのウイグル人弾圧のことである。大量に強制収容され、虐待や拷問により、「中国化」が進められていると、国際社会が問題視している。

米国務省の2018年版国別人権報告書は、中国政府が同年、大量収容を「著しく強化した」とし、その規模は80万人から200万人以上に上ると指摘した。

ポンペオ国務長官は記者会見で、「中国は宗教や民族の独自性を消そうとしている」と厳しく批判し、イラン、南スーダン、ニカラグアの名も挙げ、「人権侵害という点で中国は抜きんでている」と述べた。

「新冷戦」の相手で世界第2の経済大国に対して、遠慮のない物言いである。中国の取るべき対応は、批判をかわすことでも米国の移民政策に話をすり替えることでもない。ウイグル人弾圧をやめ、汚名返上することだ。

この問題は昨年来、国連人種差別撤廃委員会や国際人権団体が取り上げ、民族的に近いトルコも非難の声を上げている。

驚かされるのは、ウイグル人の置かれた状況について、国際社会の認識と中国側の説明が、かけ離れているということだ。

全人代(国会)では先に、収容施設は「寄宿制の学校」とされ、「過激主義の除去」に効果を上げていると報告された。

 中国のウイグル人は約1千万人である。その10人に1人が寄宿校で、反過激主義を学ぶ光景は想像し難い。国際社会の批判からいつまでも耳をふさいでいられないと知るべきだ。

習近平指導部は「宗教の中国化」を掲げる。だが、ウイグル人の文化、宗教を消すことなどあってはならない。他の少数派のイスラム教徒やチベットについても同様である。

米中両国は、通商問題のほか、南シナ海や台湾など安全保障を含め全面対立の様相を呈している。米政権に求めたいのは、人権問題を駆け引きに使わないということだ。通商、安保で中国側の譲歩があっても、ウイグル人弾圧の非を鳴らし続けねばならない。

安倍晋三首相は、日中関係は「完全に正常な軌道に戻った」と繰り返している。そういうなら、中国政府に対し、人権問題で率直に注文をつけてはどうか。

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米 世界の人権状況で報告書「中国の人権侵害は桁外れ」

nhk, 25.03.2019

アメリカ国務省は、世界の人権状況に関する報告書を発表し、中国が国内のウイグル族など大勢の少数民族を拘束し施設に収容したなどとして、「人権侵害の内容は桁外れだ」と強く非難しました。

アメリカ国務省は13日、去年1年間の世界各国の人権状況をまとめた報告書を発表しました。

報告書は、中国について「新疆ウイグル自治区でイスラム教徒のウイグル族など、これまで以上に大勢の少数民族を拘束した」として、恣意(しい)的に拘束された人は80万人から200万人以上ともされると指摘しています。

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