中国のウイグル人不当拘束に抗議、米NYでデモ

AFP, 08.02.2019

【2月6日 AFP】米ニューヨークで5日、国連(UN)米代表部の建物前に市民らおよそ50人が集まり、中国の強制収容所に不当に拘束されているイスラム教徒の少数民族ウイグル人に目を向けるよう呼び掛けるとともに、米当局に対して行動を起こすよう求めるデモを行った。

デモを呼び掛けたのはイェシーバー大学(Yeshiva University)に通うヨセフ・ロス(Yosef Roth)さん。ロスさんは今回のデモを呼び掛けるまで、ウイグル人とは縁もゆかりもなかったという。

医学生のロスさんは「残虐行為の規模に突き動かされた」「このような事態を監視することは本当に重要だ」と語る。

多くのウイグル人が暮らす中国北西部の新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)では近年、民族間の対立の激化を受け、警察当局による厳しい監視体制が敷かれている。

国連の専門家パネルによると、中国ではウイグル人やチュルク語系の少数民族など100万人近くが再教育施設に拘束されているという。

ドナルド・トランプ(Donald Trump)米政権はウイグル人らに対するこのような対応を強く非難し、中国政府に信教の自由を尊重するよう求めているが、中国に対する制裁にまでは至っていない。
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