ウイグル人100人以上拘束される、「違法な宗教活動に関与」?

RFA 2012.02.21 | 翻訳・掲載:2012.02.23

中国当局はウイグル自治区で200以上の宗教関連施設を閉鎖し、129人のイスラム教徒を逮捕した。3月に予定されている議員の会合を前にして、取り締まりが行われている。中国国営メディアはこう報じた。

地方政府は、最近、「違法な」宗教活動に対するキャンペーンを始めた。海外のウイグル人は、このキャンペーンがウイグル人を標的にしていると語った。

「中国当局が現地で、前例のない宗教の取り締まりを始めました。」
ミュンヘンの世界ウイグル会議のスポークスマン、ディリシャット・ラシットはこう語った。

「中国当局はホータンで200以上の宗教関連施設を閉鎖し、129人を拘束しました。3千人近くに罰金刑も科されています。」

「国営メディアは、1,400人が(違法な活動に)関与したが、拘束者は129人だと報じました。」

2011年、ホータンでは、ウイグル人と警察の間で多くの衝突が起きた。国営メディアは、ウイグル人「テロリスト」14人が人質を取り、警察署を襲撃したと報じた。

国営メディアは、シルクロードの都市カシュガルでも、ナイフや爆弾を使った暴力事件が起きたと報じている。

また、国営メディアは、2009年7月5日、ウルムチで、ウイグル人と漢人の衝突が起き、200人の死者、1,700人の負傷者が出た、としている。

世界ウイグル会議によると、この事件の後、1,000人以上のウイグル人が投獄され、数百人が「失踪」しているという。

中国当局は、暴力活動の後ろに、イスラム過激派や「悪意ある海外の力」があると批判しており、昨年8月には、2か月間の「厳打」キャンペーンを行った。「暴力的なテロリスト集団を破壊し、現地に安定をもたらす」ことが目的だと中国政府は述べていた。

中国政府は、亡命ウイグル人女性ラビア・カーディルがウイグル人の暴力活動を扇動したとして非難している。ラビア・カーディルに関する書物や映像を所持している人々は、中国警察から罰せられている。

宗教規制

ラシットによると、ホータンでの宗教の集会の際に、14歳の若者までもが処罰されたという。

「3千人近くが罰金刑を受けています。14歳の若者、76歳の老人も含まれます。罰金を受けた人の多くが、聖書クルアーンを学んでいる子供の親です。」

「1400人が違法な活動に関与したとされていますが、罰金刑を受けた人や、政治的再教育を受けている人はさらに多いのです。」

イスラム教の慣習は、中国共産党に厳しく規制されている。ウイグル人の子供はモスクに入ることもできず、信仰に関するすべてが統制を受けている。説法やクルアーンも介入を受けており、中国当局が「認可した」クルアーンの解釈がある。

中国当局によると、認可されていない場所でクルアーンを学ぶのは、「違法な宗教活動」だという。

ホータン市役所のHPには、最近のキャンペーンは「安定」のためのもので、「海外の敵意ある人々」から人々を守り、国内の「危険分子」への規制を強化することが目的だと記されている。

HPによると、214の「違法」な宗教施設を特定し、違法な活動に関与した1,478人を特定したという。

長い服を身に着けあごひげを生やした男性、ベールを身に着けた女性1,498人も特定されたという。

http://www.rfa.org/english/news/uyghur/detained-02212012105215.html

日本語訳ソース:
http://ameblo.jp/dream-for-children/entry-11172212482.html