ウイグル会議のカーディル議長が自民党訪問

産経新聞 2009.07.29

来日中の在外ウイグル人組織「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長は29日、東京・永田町の自民党本部で衛藤晟一参院議員らと会談し、中国・新疆ウイグル自治区ウルムチ市で起きた“暴動”について、日本が現地に調査団を派遣して真相を明らかにしてほしいと要請した。

会談後、カーディル氏は記者団に対し「(きっかけとなった)デモは中国の旗を持った平和的デモだったが、中国当局は戦車をデモ隊に突入させ大勢の学生たちが死んだ。私たちが現地から直接きいた情報だと、軍の発砲で撃たれた人が数千人だと聞いている」と訴えた。

衛藤氏はこれを受け「現在、まだわが国の隣でこのような人権問題が行われていることに大変ショックを受けた。日本は調査団を出すのが当たり前だ。でなければ日本はまともな主権国家ではない」と述べ、調査団派遣を働きかけていくとの姿勢を示した。

一方、関係筋によると、中国当局は今回の会談が自民党本部で行われたことにも不満を募らせているという。自民党執行部は総選挙準備を理由にカーディル氏とは面会しなかった。

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090729/stt0907291159005-n1.htm