ウルムチ事件で2回目の死刑判決、WUCとUAAは非難

RFA 2009年10月15日 (一部抜粋)

ウルムチ市中級裁判所は15日、「7.5ウルムチ事件」関係で拘束されていた人のうち6人(漢人一人を含む)に死刑判決を言い渡した。共同通信によると、15日に死刑判決が言い渡された6人のうち3人は、執行猶予2年となっている。ウルムチ事件で死刑判決が言い渡されたのはこれで12人となった。(同裁判所は、三日前の12日にも6人のウイグル人に死刑判決を言い渡していた。)15日の裁判では、別の3人に対して無期懲役、5人に対して8年~18年の懲役刑が言い渡された。

中国の報道筋が流した報道では、判決が言い渡された人たちが容疑を認めたかどうか、上級裁判所に控訴する権利が認められたかどうかについて触れていない。

フランス外務省のBernard Valero報道官は、欧州連合がウルムチ事件をめぐる一連の裁判に監視役として参加することを求めていたが許可されなかったことを明らかにし、「遺憾」に思っているとの考えを示した。

世界ウイグル会議は今回の判決についても強く非難している。共同通信によると、世界ウイグル会議スポークスマンのデリシャット・レシット氏が非難声明を発表し、判決が言い渡されたウイグル人たちには自分で任意の弁護士を選ぶことが許されなかったこと、裁判が始まってから判決が言い渡されるまでたった10分かかったことなどを指摘した 。

デリシャット氏は、ウルムチで開かれた一連の裁判の狙いが「正義」を実践することではなく、現地の漢人移民らに政治的なシグナルを送ることであると指摘した。デリシャット氏は更に、次々に出されている死刑判決は現地の情勢を更に緊迫させてしまうことを指摘し、このままでは中国政府がこの地域で更なる反発・抵抗運動に直面することになるだろうと警告した。

一連の死刑判決についてはUAA(アメリカウイグル協会)も非難声明をだして、中国政府を強く非難した。非難声明の中で、ラビア・カーディルUAA会長(世界ウイグル会議総裁)は一連の死刑判決が見せしめ脅迫を狙う政治シグナ ルであると指摘した。そして、この種の死刑判決が問題解決に繋がるのではなく、問題を更に悪化させてしまうと指摘した。

http://www.rfa.org/uyghur/xewerler/tepsili_xewer/yene-3-uyghurgha-olum-10152009203536.html
http://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qisqa_xewerler/urumqide-olum-jazasi-10152009185516.html
http://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qisqa_xewerler/uaa-bayanat-10152009185533.html
http://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qisqa_xewerler/fransiye-6-uyghur-olumi-10132009184151.html