米大統領、魏京生氏らと面会 五輪出席控え民主化への関心強調

産経新聞 2008.7.30 09:08

【ワシントン=山本秀也】ブッシュ米大統領は29日、ホワイトハウスで、米国在住の中国民主活動家、魏京生氏らと面会した。北京五輪開会式に出席のため訪中するのを前に、中国の人権問題に対する関心を重ねて示したもので、大統領は席上、「北京には自由というメッセージを携えてゆく」と確約した。

大統領と面会したのは、魏氏のほか、中国の強制労働問題に取り組むハリー・ウー(呉弘達)氏、中国のキリスト教徒などを支援するボブ・フー(傅希秋)牧師、「ウイグルの母」と呼ばれる民族人権活動家のラビア・カーディル氏-ら計5氏。

ホワイトハウスによると、各氏は大統領が人権、宗教の自由というメッセージを中国首脳と国民に伝達することを歓迎した。面会は大統領執務室を避けて、ホワイトハウス内の公邸部分で「日程の間」を利用した体裁で行われた。

大統領は同日、訪米中の楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)・中国外相と会談し、北京五輪の成功に期待を示す一方、「大会が中国にとって人権や自由への関心を示す機会になる」と指摘した。

3月のチベット騒乱に対する弾圧後、米国内では大統領の五輪出席に対し、ペロシ下院議長らがボイコットを求めるなど、批判が相次いでいた。

http://sankei.jp.msn.com/world/america/080730/amr0807300913005-n1.htm