気候変動対策にウイグル問題… G20での議論求めデモ

asahi, 10.07.2019

神戸や大阪では27日、気候変動対策などを主要20カ国・地域首脳会議G20サミット)で議論するよう求めるデモがあった。神戸製鋼所石炭火力発電所(神戸市灘区)近くでは環境NGOのメンバーら約40人が「脱石炭」を訴えた。

同製鋼所の神戸製鉄所には稼働中の石炭火力発電所が2基あり、さらに2基を新設する工事が進む。参加者は「石炭をやめて自然のエネルギーを選ぼう」などと書かれた横断幕を掲げ、「NO COAL JAPAN(脱石炭、日本)」とこぶしを突き上げた。NGO「FoE Japan」の深草亜悠美さん(28)は「日本はG20の議長国として責任ある気候変動対策をとるべきだ」と話した。

一方中国・新疆ウイグル自治区でイスラム教徒の少数民族が多数収容されている問題をサミットで取り上げるよう訴えるデモが大阪市であり、在日ウイグル人や支援者らが「G20はウイグル人問題を素通りするな」と声を上げた。(青瀬健、富岡万葉)