中国当局が女性・子供を含むウイグル人数千人を無差別虐殺した情報を広めたウイグル人が拘束される
RFA 2014.08.11
中国当局が22歳のウイグル人男性を拘束した。今月初め、ヤルカンドで、中国当局がウイグル人数千人を殺害したという「噂」をインターネットに投稿したためだ。
天山ニュースによると、この男性は記事を海外のサイトに投稿したという。
中国国営メディアは、7月28日の衝突で、96人が死亡したとしている。ウイグル人テロリストが警察署を襲撃したのが発端で、当局は「テロ根絶のため、徹底的な取り締まり」を行っていると国営メディアは報じている。
しかし、世界ウイグル会議のラビア・カーディル総裁は、中国当局が「大虐殺」を隠ぺいしていると非難している。カーディルによると、中国当局によりウイグル人2千人以上が虐殺されたという。
ウイグル在住の人権活動家 Zhang Haitao によると、拘束された男性は、ヤルカンド出身だという。
「この男性は、自分の街で起きたことを懸念していました。彼は独自の情報を仕入れ、そこで何が起きたのかを知ったのだと思います。」
「しかし、政府はこの男性の主張を無視し、彼が噂を広めたとして拘束しました。」
中国当局は、昨年、ウイグル人「分裂主義者」が攻撃をしかけ、数百人が死亡したと非難している。しかし、現地の取り締まりは厳しく、海外メディアが独自の検証を行うのは困難だ。
世界ウイグル会議のディルサット・ラシット報道官は、中国政府が衝突の真実を歪めていると述べた。
「特に、中国政府はヤルカンドで起きた衝突の真実を歪めています。死者数も含めてです。」
「当局は、すべてを隠ぺいしています。」
ラシットによると、世界ウイグル会議は、今回の衝突について、「多くの情報筋」から中国当局の説明とは違う情報を得ているという。
「大量虐殺」
先週、世界ウイグル会議は、中国警察がウイグル人を大虐殺したとして非難した。
世界ウイグル会議は、超司法的殺人は市民の虐殺であり、国際的に解決する必要があると述べている。
「独立した組織が現地に入り、信頼できる透明性の高い証拠を得なければなりません。」
「中国政府は真実が露見するのを恐れ、インターネットを取り締まっています。」
「中国政府は真実を歪めています。」
世界ウイグル会議によると、ノチとエリシュク第15, 16, 17街で、中国当局は無差別に武力行使をしたという。
中国警察の攻撃は、ウイグル人女性が「違法な祈り」を捧げていたことが発端だという。
世界ウイグル会議が入手した現地からの手紙によると、多くの女性子供が殺害されたという。
「中国武装部隊がカシュガル、ホータン、イエケンに向かい、市民を虐殺しました。」
「エリシュク、フアンディ、ドンバー、グルバーで武力行使がありました。」
「激しい砲撃」
AFP通信によると、中国武装部隊はある場所で、激しい砲撃を加えたという。その後、当局は、ウイグル人生存者を殺害したという。首を絞められ、首を切り落とされた人もいたという。
「殺害された人の中には、生まれたばかりの子供もいました。老人や赤ん坊の母親もいました。」
こうした事件を中国国営メディアは、ウイグル人によるテロ攻撃と報じている。世界ウイグル会議は、抗議を行ったウイグル人に対し、中国当局が過剰行動を行っていると述べている。
「中国当局が使うテロリストという言葉には、暴力とは無関係の人も含まれています。平和的な抗議活動をした人も当局はテロリストと呼ぶのです。」
世界ウイグル会議は、国際社会に対し、虐殺の拡大を防ぐべく、ヤルカンドでの大虐殺を調査するよう呼びかけている。
「中国当局のウイグル人市民に対する武力行使はエスカレートする可能性があります。」
「政府が説明責任を果たさないことで、治安部隊がさらなる拘束、虐殺を行うことが可能になっています。」
ヤルカンドでは、インターネット、テキストメッセージの送信が遮断され、情報はほぼ完全にブロックされている。
「当局が情報を封じ込めれば、噂が広まるのは当然です。」
Zhang はこう語った。
「報道の自由がない場所では、人々は公式メディアの報道内容を信じるはずがありません。そして、当局は公式メディアと違う情報を流した人を攻撃するのです。」
http://www.rfa.org/english/news/uyghur/violence-08112014142007.html
日本語訳: http://ameblo.jp/dream-for-children/entry-11908996688.html
