中国当局、旅客機のウイグル人パイロット3人に勤務停止を命じる

RFA 2008年8月18日(一部抜粋)

イギリスのタイムズ紙の報道によると、北京オリンピックの安全を口実に、旅客機のウイグル人パイロット3人が中国当局から勤務停止を命じられているという。この情報は、 中国航空会社の幹部がイギリスのタイムズ紙の記者に明らかにしたもので、その幹部は『中国で旅客機のパイロットを務めているウイグル人パイロットはあの3人だけだった 。彼らには、少なくとも北京オリンピックが終了するまでに旅客機の操縦はできないことが通知された。』と話したという。

また、この報道によると、旅客機のウイグル人客室乗務員たちが、ウイグル領土を飛ぶ旅客機から中国内陸の他の地域を飛ぶ旅客機に(一時)転勤させられているという。

この件について、ウイグルアメリカ協会は中国当局を非難しており、同協会の秘書長アリム・セイット氏が『これは明らかな人種差別だ』と語った。アリム氏は更に、オリンピックは本来民族間の友好、信頼や尊敬、友好的な競争などを促進させる文化イベントであるのに、中国当局はオリンピックを漢人の民族主義を強めるための武器として利用し、漢人とウイグル及びチベット人の間に中傷の種を蒔いたと指摘した。そして、アリム氏は、中国当局が(オリンピックを利用して漢人の民族主義を強めることに)ある程度成功したとした上で、中国当局が大勢の中国人に『オリンピック開催を通じて中華民族を世界にアピールすることにウイグルとチベット人が反対している』という認識を持たせたと指摘した。

http://www.rfa.org/uyghur/xewerler/uyghur/uch-uyghur-uchquchi-08182008191426.html
http://www.rfa.org/uyghur/xewerler/tepsili_xewer/uyghur-uchquchilarni-toxtatti-08182008204736.html