中国中央テレビ、アーセナル戦の中継中止…ウイグル弾圧批判に対抗か

Yahoo, 21.12.2019

【北京=田川理恵】中国中央テレビは16日未明に予定していたサッカーのイングランド・プレミアリーグの試合放送で、アーセナル対マンチェスター・シティー戦の中継を取りやめた。アーセナルのメスト・エジル選手が、中国政府の新疆ウイグル自治区に対する政策をツイッターで批判したことに対する措置だとみられる。

自治区では、イスラム教を信仰する少数民族ウイグル族が中国政府に弾圧を受けているとされる。香港英字紙・サウスチャイナ・モーニングポストによると、エジル選手は13日、自身のツイッター上で自治区の人々が「信仰から引き離そうとする迫害者に抵抗している」「(自治区では)コーランが焼かれ、モスクが閉鎖されている」などとトルコ語で訴えた。

中国サッカー協会は中国メディアの取材に「多くの中国のファンと中国国民の感情を傷つけるもので受け入れられない」と主張した。エジル選手はドイツのトルコ系移民3世で、ドイツ代表としても活躍した。