トランプ政権、ウイグル自治区トップら制裁対象に指定 米国内の資産凍結など

MSN, 10.07.2020

トランプ米政権は9日、中国新疆ウイグル自治区でイスラム教徒の少数民族ウイグル族らへの人権侵害に関与したとして、同自治区トップの陳全国・共産党委員会書記ら4人と自治区の公安省を制裁対象に指定した。米国内の資産凍結や、米国人との取引が禁止される。陳氏ら3人とその家族については、米国に入国できなくなる査証(ビザ)制限措置も実施する。他の共産党員に対する追加の査証制限も行うとした。

ポンペオ米国務長官は9日付の声明で「米国は、中国共産党によるウイグル族らへの人権侵害を黙って見ていることはしない」と強調した。国務省が6月に発表した「世界の信教の自由に関する2019年版報告書」では、ウイグル族など100万人以上の人々が施設に収容されて強制労働をさせられているなどと指摘している。