クチャ県で大規模な不当拘束

東トルキスタン情報センターが現地から直接入手した情報によると、中国当局がクチャでウイグル人の(町と町の間の)移動を厳しく制限するほか、不当拘束が非常に増えている。

例えば、8月10日のクチャ事件で亡くなられたアフメットジャン・トフティ氏(クチャ県第7区出身の農民、24歳)と彼の妻ブメリイェムさん(クチャ県ウズン村出身の農民、今回の事件で亡くなられた)の1歳未満(10ヶ月前後)の娘が警察当局に持って行かれたまま姿を消しており、その後の状況について一切情報がない。政府はアフメットジャン・トフティ氏の遺族に対しても赤ちゃんの行方についての説明を拒否している。

更に、事件後にはアフメットジャン・トフティ氏の父トフティ・タイ(60歳)と母、弟ムサジャン・トフティ(18歳)、兄メメット・トフティ(政治犯として2年間刑務所に入った経歴がある)、そして、妹が警察当局に拘束された。事件と無関係であるのにも関わらず不当拘束されたかれらの内、これまでに妹のみが釈放されており、ほかの人のその後の状況は分かっていない。

また、警察当局はブメリイェムさんのクチャでショッピングセンターを経営・管理している従妹と同ショッピングセンターで働く従業員30人を拘束しており、事件と無関係でありながら不当拘束されたこの人達も未だに釈放されていない。

情報によると、事件後に警察当局がクチャで大規模な取締り・拘束運動を開始しており、警察に拘束されている人とは別に県や各村などの政府庁舎にも多数のウイ グル人が一時拘束され、取調べを受けているという。証言者の話によると、県や各村などの政府庁舎が一時拘束され取調べを受けているウイグル人で溢れており、(取調べが終わるまでは)食事のための帰宅も許されていない状況だという。

今回の事件を口実に拘束されたもう一人はクチャ県内(市内)テレックトウィ集落のモスクのイマームであるアデリ・カリムだ。今回の事件に関わった一部のウイグル人がこのモスクで礼拝をしていたことが彼の拘束の口実となっている。情報によると、クチャ県裁判所は彼を終身刑にすることを決定しているという。

地元の住民によると、クチャ県で村と村の間の至るところに検問所が設けられ、ウイグル人の移動が厳しく制限されているという。

また、事件後に当局がモスクまたは自宅で礼拝をしたウイグル人を必ず取り調べの対象にすることを命じる通告を出していると伝えられている。

http://www.uyghurcongress.org/Uy/News.asp?ItemID=1219760744