ウイグル族死刑判決に抗議

NHK 10月20日 20時27分

中国・新疆ウイグル自治区の人権問題などを訴えている「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル代表が来日し、ことし7月に起きた大規模な暴動をめぐって、ウイグル族の被告が死刑判決を言い渡されたことについて、「非常に悲しいことで、強く抗議する」と述べました。

在外ウイグル人組織、「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル代表は、亡命先のアメリカから日本の大学の招きで、20日来日しました。日本への訪問は、ことし7月、中国・新疆ウイグル自治区で大規模な暴動が起きて以降、今回が2回目です。

新疆ウイグル自治区での暴動では、中国の裁判所が、殺人や放火などの罪でウイグル族などあわせて12人に対して、今月、死刑判決を言い渡しています。これについてラビア代表は、成田空港で報道陣の取材に応じ、「非常に悲しいことで、強く抗議する。暴動で逮捕され、収監されているすべてのウイグル人を解放してほしい」と述べました。そのうえで「ウイグル人の自決権を認めてほしい」と述べ、中国政府に少数民族政策を改めるよう求めました。

ラビア代表は、来月2日までの2週間、日本に滞在し、東京や鹿児島、そして京都で、講演や記者会見を開く予定です。今回の訪日に対して中国外務省の馬朝旭報道官は、20日の記者会見で、「日本政府は、中国側の抗議にもかかわらず入国を認めた」と述べ、強く反発しています。

http://www.nhk.or.jp/news/t10013246762000.html