中国の人権弾圧を非難「他の民族を同じ目に遭わせたくない」 世界ウイグル会議総裁

Sankei, 26.04.2018

「世界ウイグル会議」のドルクン・エイサ総裁が来日し、松江市内で講演会が開かれた。エイサ氏は「中国政府に人権弾圧されるウイグル人の現状は、明日のみなさんの姿になるかもしれない」と警告した。

講演会は、中国の少数民族問題などについて考える「東アジア人権会議」が主催。世界ウイグル会議は、ウイグル人らの住む中国・東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)に対する中国政府の人権弾圧の現状を、世界に訴えている。

エイサ氏は「中国政府にとって必要なのは、東トルキスタンの土地と資源。ウイグル人など必要としていない」と指摘。「『自治区』となって以降、ウイグル人に自治の権利が与えられたことは一度もなく、可住地が少ない土地へ多くの漢民族を移住させている」と非難した。

中国が提唱する経済圏構想「一帯一路」にも触れ、「国土拡張の実現を図る中国は、全ての周辺国と領土のトラブルを抱えている。他の民族を私たちと同じ目に遭わせたくない」とした。