世界ウイグル会議:ホータン事件の複数目撃報告で懸念

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19 July 2011
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複数の目撃報告に基づき、世界ウイグル会議は東トルキスタン、ホータンで7月18日に起こった事件の公式見解に重大な疑念を抱いている。世界ウイグル会議は無条件で全ての暴力行為を非難する一方で、国際社会に対して中国国営メディアの当該事件に関する報道に非常な疑いと注意とを共に考察することを勧告する。なぜならば過去の同様の事件は、中国当局が組織的に虚報を広め、また公式な談話に反するいかなる情報も抑圧してきたことを証明しているからである。

新華社通信によれば「暴漢」が警察の派出所に押し入り、人質をとり銃撃戦になって数人の人々が死亡する結果となった。しかしホータンの情報筋によると銃撃は派出所で起こったのではなく、ホータンの主要バザール近隣のヌルバグ地域で起きた、100人以上の在住ウイグル人がホータンでこの二週間のうちに課された弾圧に抗議する為に集まった。デモ参加者は警察の拘束で不明となっている親戚縁者の消息を知ることを要求した。警察はデモ参加者に発砲を始め、20人を殺害した。ホータンのある病院から得た情報によると他に12人が重傷である、その中には4人の女性とHanzohreという名の11歳の少女もいた。加えて70人以上の人が逮捕された。世界ウイグル会議は死傷者の数が更に多いのではないかと懸念している。なぜならホータンの道路は中国公安部隊により封鎖され続けており、出入りする人々は管理されまた検査され、そして戒厳令がホータン当局により敷かれている。この事件に関しての情報を得ることは困難である。それに中国当局は中国内でこれらの事件に関するニュースが広がることを避ける為に、この事件に関してのインターネット検索を即時に遮断した。

中国政府は、典型的な方式でこのホータンの事件を「三悪勢力(テロリズム、分離主義、宗教極端主義)」に起因するとしている。中国当局は常習的に、ウイグル人がムスリムであるという事実を都合よく用いつつ、ムスリムに関して不幸にして存在する人種差別者的ステレオタイプに訴え、ウイグル人を宗教的極端主義者でありかつテロリストだと表現する。ウイグル人は永らく穏健で伝統的なスンニー派イスラム教を実践してきており、農村的でオアシス在住の住民の民俗と伝統を強く吹き込まれてきた、そして宗教極端主義はウイグル人のイスラム実践には全く根源はなくまたウイグル人の間にはほとんど存在しないものである。2009年のウルムチでの諸事件の間、ホータンにおいての事件の描写は歪められたが、それはそのような事件の根本的原因を取り扱うのを避ける為の試みてあり、換言すればウイグル文化、アイデンティティ、表現の自由と宗教への弾圧であり、同様に東トルキスタンのウイグル人に対しての現在進行中の経済的差別でもある。2009年7月の事件の後、中国政府官員は197人が事件の間に殺害されたと発表した。しかし膨大な目撃者報告がアムネスティ・インターナショナル、ウイグル人権団体に送られ、メディア報道では公安部隊が抗議活動者の法的に正当化されない殺害を犯したことが、そして殺害の実数はおよそ1000人であることが示されている。

世界ウイグル会議は中国政府に対して、国際的な報道機関と観察者が自由かつ独立してこのホータンにおける事件の調査することの許可を、そしてこの事件の本当の詳細を明らかにして中国が現在続けているウイグル人の生活における全分野での弾圧を停止することを、この情況のさらなる不安定化を回避する為に強く勧告する。

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