米国務省人権報告書、ウルムチ事件後に数百人ものウイグル人が強制失踪したと指摘し、中国政府を非難

RFA 2011.04.08 (一部抜粋) | 翻訳・掲載:2011.04.10

米国務省は8日、世界各国・地域の人権状況に関する年次報告書を発表した。報告書では、2009年に発生した中国人移民らとウイグル人の間の民族衝突以降、数百人ものウイグル人が強制失踪していると指摘した。これは、米国務省がウルムチ事件後に強制失踪しているウイグル人について初めて発表した概ねの数値報告である。

報告書では、中国における主な人権問題を裁判外の司法による殺人、恣意的な拘束・逮捕、強制失踪、拷問、政府を批判する活動家やジャーナリストなどの不当拘束、不公平な裁判、集会の自由への阻害、言論弾圧、宗教弾圧、活動家たちの強制送還を求める外交圧力など25項目に分けて取り上げており、そのほとんど項目ではウイグル人の人権問題にも触れている。

報告書では、中国政府がウイグル人の民族文化や信仰に対する迫害を続けており、ウイグル地域における人権状況が悪化する傾向にあると非難した。

ウイグル人の間では、ウルムチ事件とその後の無差別拘束により強制失踪しているウイグル人は数千人に上っており、その大半が殺害された可能性があるとの見方もある。

http://www.rfa.org/uyghur/xewerler/tepsili_xewer/dolet-ishlar-04082011222824.html
http://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qisqa_xewerler/dolet-ishlar-04082011214605.html

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