中国の東トルキスタン占領から61年、各国で抗議活動
WUC 2010.10.07
中国の東トルキスタン占領から61年が経過した。10月1日は「中華人民共和国」の建国記念日であり、名ばかりの自治区である所謂「新疆ウイグル自治区」の成立記念日でもある。一方で、この日はウイグル人にとって祖国東トルキスタンが中国に占領されウイグル史上最悪の暗黒時代が始まった追悼の日でもある。
ウイグルの祖国東トルキス タンが中国共産党に侵略されたこの61年間以来、ウイグルの人々の自由を取り戻すための試みが繰り返し血の鎮圧を受けてきた。数々の英雄なる男女たちが命 を落とした。数々の無実の男女たちが中国による国家テロの犠牲になった。生まれるはずの数々の赤ちゃんが生まれてくる前に死刑を受けた。数々の人が46に渡る核実験の犠牲になった。数々のウイグル人女性が中国本土に強制連行され、21世紀における『中国の特色ある奴隷貿易』プロジェクトの犠牲になった。ウイグルの人々は母語から信仰までなにもかもが奪われた。
昨年7月5日のウルムチ大虐殺事件は、中国共産党政権がこの61年間東トルキスタンで行った最悪の虐殺事件の一つであり、ウイグルの人々の心には永遠に消えない深い傷と憎しみを残した。それと同時に、中国による61年間にわたる植民地支配の失敗を全世界に示した。今の過激な圧政やウイグル人絶滅計画が続く限り、見かけ上は力で政権維持ができたとしても、ウイグル人の心服を得ることは絶対不可能であろう。
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