カンボジアの強制送還から2年:強制送還されたウイグル人たちの強いられた失踪に深い懸念

WUC 2011.12.19 | 翻訳・掲載:2011.12.26
http://www.uyghurcongress.org/en/?p=12799

12月19日で20人の亡命希望のウイグル人(1人の女性と2人の児童を含む)がカンボジアから中国に不法かつ強制的に送還されてから二周年となるが、中国当局はいまだにかれらの消息や法的地位について情報を開示していない。中国政府は送還に際し、国際社会にこれらのウイグル人を透明性をもって扱うと約束した。世界ウイグル会議(WUC)はかれらの健康について深い懸念を持つとともに他のウイグル人難民や亡命希望者がアジアの他の国々から中国に送還されてから強制的に失踪させられている諸事件について焦慮するものである。

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世界ウイグル会議は、パキスタンから中国へのウイグル人の新たな送還を強く非難する

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11 August 2011
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世界ウイグル会議(WUC)は可能な限り強い言葉で、先般の五人のウイグル人のパキスタンからの送還を非難する、その中には1人の女性と2人の子供がいたがその人たちは中国で厳しい処罰に直面するだろう。過去、中国に送還されたウイグル人は送還後、拘束、収監され、処罰の宣告を受け、拷問され、処刑されるかまたは消息を絶ってしまっている。

五人の人々は目隠しと手錠を施され2011年8月9日午後8時から9時の間(現地時間)にベナジル・ブット国際空港から東トルキスタン、ウルムチ行きの中国南方航空のフライトに乗り込まされた。地域の情報筋によると、他にAbduxur Ablmit (Abdushukur Ablimit)というウイグル人が同国人らと伴なう予定だったが、出発前に飛行機から下ろされた、理由は不明である。追放された人々はVIP向けのスペシャルゲートを通って飛行機へ連れられた。報道によると、女性はManzokra Mamad (Mensire Memet)といい、未成年の少女と1人の少年を伴なっていた。

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ラビア・カーディル世界ウイグル会議総裁声明:カシュガルでの複数の襲撃に関して

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01 August 2011
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世界ウイグル会議は東トルキスタンにおける再びの暴力の発生原因となった中国政府の政策を無条件に非難する。ウイグル人を経済的に、文化的に、そして政治的に差別する政策の実質的な転換がなければ、東トルキスタンにおける安定への展望の可能性はほとんどありません。

中国と海外のメディア報道によると、2011年の7月30日と31日の間にカシュガルの街頭で複数の流血事件が起こった。カシュガルでのこれらの悲劇的な諸事件は、南部の都市ホータンでの暴力の日から二週間内に発生したのである。厳しい情報管制と夜間外出禁止の発令により、世界ウイグル会議がカシュガルでの事件についての中国国営メディアからの情報の正確性を確認することは不可能である。中国国営メディアはこれらの襲撃が実行されたことについて特定の複数ウイグル人を非難している。如何なる実体的な証拠の提供もなく、中国政府が彼ら特定の個人を国際テロ組織に関連づけていることは全く疑いのないことである。そのような非難が独立した確認作業の上になされていない以上、世界ウイグル会議は懐疑的でありつづけなければならない。

私は暴力を支持いたしません。私は漢族中国人とウイグル人が生命を失ったことを悲しみを覚えます。同時に、私は中国の政策によって絶望に追いやられ、そのような襲撃を実行したウイグル人を非難はいたしません。私はこの事件に対して中国政府を非難します。中国政府は希望がない環境を創出し続けてきました、そのことは中国政府が自身の差別的諸政策が原因となった、市民の死と負傷に責任を取らなければならないということを意味します。

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世界ウイグル会議:ホータン事件の複数目撃報告で懸念

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19 July 2011
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複数の目撃報告に基づき、世界ウイグル会議は東トルキスタン、ホータンで7月18日に起こった事件の公式見解に重大な疑念を抱いている。世界ウイグル会議は無条件で全ての暴力行為を非難する一方で、国際社会に対して中国国営メディアの当該事件に関する報道に非常な疑いと注意とを共に考察することを勧告する。なぜならば過去の同様の事件は、中国当局が組織的に虚報を広め、また公式な談話に反するいかなる情報も抑圧してきたことを証明しているからである。

新華社通信によれば「暴漢」が警察の派出所に押し入り、人質をとり銃撃戦になって数人の人々が死亡する結果となった。しかしホータンの情報筋によると銃撃は派出所で起こったのではなく、ホータンの主要バザール近隣のヌルバグ地域で起きた、100人以上の在住ウイグル人がホータンでこの二週間のうちに課された弾圧に抗議する為に集まった。デモ参加者は警察の拘束で不明となっている親戚縁者の消息を知ることを要求した。警察はデモ参加者に発砲を始め、20人を殺害した。ホータンのある病院から得た情報によると他に12人が重傷である、その中には4人の女性とHanzohreという名の11歳の少女もいた。加えて70人以上の人が逮捕された。世界ウイグル会議は死傷者の数が更に多いのではないかと懸念している。なぜならホータンの道路は中国公安部隊により封鎖され続けており、出入りする人々は管理されまた検査され、そして戒厳令がホータン当局により敷かれている。この事件に関しての情報を得ることは困難である。それに中国当局は中国内でこれらの事件に関するニュースが広がることを避ける為に、この事件に関してのインターネット検索を即時に遮断した。

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世界ウイグル会議は、差し迫っているウイグル人難民のエルシデン・イスライル氏のカザフスタンから中国への送還を憂慮している

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31 May 2011
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エルシデン・イスライル氏、38歳はカザフスタンの知られざる地において拘束されているウイグル人難民である。エルシデン氏はカザフスタン当局が彼の難民申請を拒否した後の今、差し迫っている中国への送還の危機にある。イスライル氏はアルマトイの監獄から昨日の午後8時時(現地時間)にカザフの検察官と2人の中国人男性により、知られざる場所に移送された。イスライル氏の家族も弁護士も彼の所在や法的地位を知らされていない。そして世界ウイグル会議は本日午後9時(現地時間)のアルマトイから東トルキスタン区都のウルムチへのフライトでイスライル氏が送還途上であることを確信している。

世界ウイグル会議は、イスライル氏の命運に関して非常に心配しており、国際社会に対しイスライル氏のために立ち上がること、そしてカザフ当局に対して彼が拘束と拷問に直面すると思われる中国へイスライル氏を送還しないことを要請する。過去に中国へ送還されたウイグル人は、拘束され、収監され、判決の宣告を受け、拷問され、処刑されるかあるいは中国への帰還の後に失踪してしまっている。

2010年7月2日に言論表現自由の権利の促進・保護に関する国連特別査察官は国連の恣意的拘束に関するワーキンググループの議長査察官、「拷問及び他の残虐な非人道的な又は品位を傷つける取扱い又は刑罰」に関する国連特別査察官、そしてテロ対策時の人権促進・保護に関する特別査察官と合同でエリシデン・イスライル氏に関して中国政府に緊急アピールを送付した。

エリシデン・イスライル氏は2009年9月ラジオ・フリーアジア(RFA、 www.rfa.org)に、ショヒラット・トルスンという名の若いウイグル男性の明らかな拷問死についての情報を与えた後に東トルキスタンを脱出した。

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新疆工作座談会から一年:東トルキスタンにおいての民族間の分裂と不公平は変化していない

世界ウイグル会議 2011.05.20 | 翻訳・掲載:2011.05.27
http://www.uyghurcongress.org/en/?p=8248

一年前、2010年5月17日から19日まで、中国共産党中央委員会と中国の内閣にあたる国務院の合同会議である「新疆工作座談会」が北京で開かれた。この会議は社会的、民族的緊張を避け、「長期の安定」を達成する目的の東トルキスタンのための新しい経済と発展の戦略について合意を得て終了した。「新疆工作座談会」は数千億元の予算を東トルキスタンにおいて支出することを結論づけ、加えてウイグル人が集中する都市カシュガルを東トルキスタンの経済的エンジンと成るべく経済特区に指定した。しかし、この会議以後のこの一年の間、最初の数百万元が投入されたが東トルキスタンの情況は緊張したままである。

新疆工作座談会は、東トルキスタンの区都ウルムチで数百人の犠牲者を出した2009年7月5日の抗議活動とそれに続いた騒乱事件に対応したものであった。7月5日の抗議活動は中国南部広東省の韶関市においての少なくとも2名、おそらく数十人のウイグル人移入労働者が漢族中国人によって殺されたことに対して中国政府が何も行動しなかったことへの憤激で引き起こされたものだった、その根本的な原因は、長期にわたる中国政府のウイグル人に対する差別的政策、そしてウイグル人の宗教的、政治的、教育上の、また経済的な諸権利へのとてつもなくひどい抑圧にある。また国連人権弁務官は「差別と少数者の権利保護の不履行」がこの抗議活動の「根底にある原因」であった、と明言している。

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世界ウイグル会議は、ロブサン・センゲ博士が中央チベット政権首相に選出されたことを祝賀する

世界ウイグル会議 2011.05.06 | 翻訳・掲載:2011.05.14
http://www.uyghurcongress.org/en/?p=8153

親愛なるロブサン・センゲ博士

私は世界ウイグル会議を代表して、博士が民主的で透明性のある公正な選挙過程を経て中央チベット政権首相に選出されたことについて最も暖かい祝意を表したいと思います。私たちは貴方の専門的そして学問的な経験が、貴方のチベットの大義に対する深いコミットメントと同様に、貴方の新しい地位ばかりでなくチベット内外の全てのチベット人の為の大きな価値となるであろうとを確信しています。

私たちは高度な自治を求めるダライ・ラマ法王の中道的なアプローチへの尽力を継続するという貴方の決定を歓迎します、なぜならその決定は貴方の非暴力で、平和的、民主的な闘争へのコミットメントを明確に表しているからです。

チベット人とウイグル人は数十年にわたり中国の抑圧の下に生きてきました。両民族はその宗教的アイデンティティを侵食させ、文化的疎外を加速させることを目的とした北京の同化政策を被ってきました。中華人民共和国政府のチベットと東トルキスタンにおける激しい抑圧政策は、今日の中国の政治的安定、民族間摩擦、そして社会的緊張の主たる原因です。したがって私たちは中央チベット政権の活動を強く支持します、そして私たちは私たちの同胞に自由と民主政治をもたらすために両民族の力を合わせていくことが重要であると信じます。

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世界報道の自由の日、世界ウイグル会議は現在進行中のウイグル人の表現の自由への侵害を非難する

世界ウイグル会議 2011.05.02 | 翻訳・掲載:2011.05.12
http://www.uyghurcongress.org/en/?p=8104

毎年5月3日に祝される世界報道の自由の日にあたり、世界ウイグル会議は現在進行中の東トルキスタンにおけるウイグル人の表現の自由の権利が侵害されていること非難する、そして収監されている報道機関で働いていたウイグル人の悲惨な境遇に対して国際社会に注意を喚起する。

ジャーナリスト保護委員会(CPJ)のある報告書によると、中国は2010年12月1日で少なくとも34人のジャーナリストを監獄に入れ、現在世界全体で収監中のジャーナリストのリストにおけるトップを走っている。国境無き記者団(RSF)は中国の「グレートファイアーウォール(万里のファイアウオール)」は世界で最も完成した検閲システムであると強調し、中国は世界で最も「インターネットの自由」を侵害していると考えている。

東トルキスタンにおけるインターネットユーザーは当局から破壊的と見なされたコンテンツやウェブサイトにアクセスすることをブロックする「グレートファイアーウォール(万里のファイアウオール)」のフィルタリング(禁止されているキーワードや語句のリストの中には「ラビア・カーディル」、「世界ウイグル会議」、「ウイグル人権プロジェクト」、そして「東トルキスタン」などが含まれている。)に遭う傾向にあるばかりではない。さらに中国当局はウイグル人とチベット人のジャーナリストが中国の憲法で保証されている表現の自由の権利を行使したことについて、特に弾圧し収監している。ウイグル人の言論の自由への制限は悲劇的な2009年のウルムチでの諸事件以降に甚大に増加しつづけており、2010年はメディアで働くウイグル人にとって特に暗黒の年となってしまった。多くのウイグル人ジャーナリスト、ブロガー、ウェブサイトスタッフらが非公開で不公平な裁判で長期の懲役刑を宣告された。その中には:

  • ヌルエリ(ウイグル語ウェブサイト「セルキン」の管理者)
    判決:国家安全危害容疑で3年の懲役
  • ディリシャット・ペルハット(ウイグル語ウェブサイト「ディヤリム」の管理者でオーナー)
    判決:国家安全危害容疑で5年の懲役
  • トゥルスンジャン・ヘズム(ウイグル語ウェブサイト「オルホン」の監督者)
    判決:容疑不明で7年の懲役
  • ニジャット・アザット(ウイグル語ウェブサイト「シェブネム」の管理者)
    判決:国家安全危害容疑で10年の懲役
  • ハイラット・ニヤズ(ウイグル語ウェブサイト「ウイグル・オンライン」の管理者)
    判決:国家安全危害で15年の懲役刑
  • グルミレ・イミン(ウイグル語ウェブサイト「セルキン」のスタッフ)
    判決:2009年7月の暴動扇動、国家機密漏洩、不法デモの組織容疑で終身刑
  • メメットジャン・アブドラ(ウイグル語ウェブサイト「セルキン」の管理者)
    判決:2009年7月ウルムチでの死亡者の出た民族暴動の扇動補助容疑で終身刑
  • 他のウェブサイトボランティアスタッフが2009年7月の諸事件の後、拘束されたと報告されている、その中には、ムハメットオブルカスムムズタグルクチェクヤンチュクチヘイリニサヤルヌルエリキンの諸氏が含まれている。しかし彼らの法的地位と消息は不明のままである。

世界ウイグル会議はこれらの判決は中国当局が東トルキスタンにおける表現の自由および報道の自由を抑圧し、ウイグル人が見聞きし経験した人権侵害についての情報を共有し言挙げすることを思いとどまらせる為に恐怖を注入し、そして究極的にはウルムチにおける2009年7月中またその後の抗議活動と暴力的な弾圧で何が起こったかを隠蔽する為の最近の試みであると確信している。

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世界ウイグル会議は東トルキスタンにおいての新たな死刑判決を深く懸念する

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24 March 2011
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世界ウイグル会議(WUC)は、東トルキスタンで7人に宣告された新たな死刑判決を深く懸念している。中国の3月23日付ニュースによると、7人がカシュガル中級人民法院で死刑を宣告され、また他の3人が2年間の執行猶予で死刑判決を受けた。判決を受けた人々の民族は明記されてはいないが、世界ウイグル会議はその人たちがウイグル名を持つとみられることから全員がウイグル人であると確信している。中国報道機関筋はその死刑を宣告された7人は2008年6月から2010年10月までに「暴力、テロリスト」行為に関与した十数人の仲間だと報じている。彼ら全員は昨年の8月から10月までに3件を犯したとして「窃盗及び殺人」で判決を受けている。

これらの新たな判決文は2011年2月に4人のウイグル人、トゥルグン・トゥルディ、アブドゥラ・トゥニヤズ、アフンニヤズ・ヌル、そしてアブドゥケリム・アブドゥラフマンに課された死刑判決のわずか数週間後にもたらされた。彼らの容疑は、2010年8月から11月に起こった3件の事件に関与したというもので、またその他のウイグル人男性、ヤスン・カディルとアフメット・クルバンはそれらの事件に関与したとして2年の執行猶予で死刑判決を受けている。

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世界ウイグル会議は、地震と津波で大きな痛手を被った日本の人々との連帯を表明する

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14 March 2011
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私たち、世界ウイグル会議(WUC)は、地震と津波による生命の損失と被害に心からの哀悼の言葉を捧げる。

「私は何百、おそらく何千もの人々が亡くなり、何百もの人が傷つき何千もの人々の住処を破壊した3月11日の地震とそれに続いて起こった津波のニュースに衝撃を受けました。更に、大惨事をもたらした今回の天災が、日本だけではなく全世界を核の危険にさらそうとしています。」世界ウイグル会議のラビア・カーディル総裁は本日語った。「この恐ろしい天災を被った人々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、復興の過程において日本の人々に多くの力あれと願います。」

ウイグル人と日本の人々は長い歴史的関係をともにしてきた。日本はウイグル人の過去やまた今日の文化的遺産を修復するのにとても協力的であった、日本は1,000人以上のウイグル人学生、ポストドクター、そして知識人を迎え入れている。また、政治的なレベルでは日本人は中国のウイグル人への抑圧を終わらすために支援してくれている。たとえば日本の議会においてのウイグル友好グループを最近結成したことなどを通じてである。
私たちは日本の人々が私たちに示してくれたこのような支援と友情を高く尊重する、そしてこの困難なときの間、私たちの思いと祈りは日本の人々と共にある。

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