RFA 2010.07.28 (一部抜粋) | 翻訳・掲載:2010.07.29

写真右側に映っているのは、代表的なウイグル語サイト「デヤリム(我が故郷)」の創設者デリシャット・ペリハット氏
RFAが入手した情報によると、ウルムチ地裁が先週非公開裁判を開き、代表的なウイグル語サイト「デヤリム(我が故郷)」の創設者デリシャット・ペリハット氏をはじめとする複数のウイグル人サイト管理者たちに判決を言い渡した。中国当局は、この裁判のことを、一般社会及びメデイアには秘密にしていた。
本日、デリシャット・ペリハット氏の兄であるデリムラット・ペリハット氏(イギリス在住)がRFAの取材に対して、先週ウルムチ地裁が弟のデリシャット氏をはじめ、ウイグル語サイト「シェブネム」の創設者ニジャット氏、ウイグル語サイト「セルキン」の創設者ヌルエリ氏など複数のウイグル人サイト管理者たちに対する秘密裁判を開き、判決を言い渡したことを明らかにした。デリムラット氏によると、今回の裁判は非公開且つ一般社会には秘密の形で開かれており、当日裁判を受けることになったウイグル人サイト管理者たちの家族らにも裁判前日に(裁判が開かれることが)知らされていた。
デリムラット氏によると、弟が昨年8月に拘束されて以来、家族が弟の消息に関する一切の情報も入手できなかったが、今日になって弟が秘密裁判で判決を受けたことをウルムチの友人から聞いたという。デリムラット氏によると、今回の裁判では、弟のデリシャット氏に懲役5年、ニジャット氏に懲役10年、ヌルエリ氏に懲役3年の判決が言い渡されており、それ以外にも複数のウイグル人サイト管理者たちが裁判にかけられた(または裁判が予定されている)という。
産経新聞 2010.07.29
米政府系放送局のラジオ自由アジアは29日、中国新疆ウイグル自治区でウイグル語のウェブサイトを運営していたウイグル族3人が、先週ウルムチの裁判所で国家安全危害罪により懲役10~3年の実刑判決を受けたと伝えた。
RFA 2010.07.27 | 翻訳・掲載:2010.07.28
中国当局の声である「天山網」サイトの報道によると、カシュガル地区ペイズワット県政府は、先日宗教指導者たちを集めて「愛国再教育スピーチ競技大会」を開催した。報道記事に掲載されている写真からは、「愛国再教育スピーチ競技大会」がモスクの中で開催されていたことが確認できる。この件について、世界ウイグル会議スポークスマンのデリシャット・レシット氏がRFAの取材に対して、ウイグル人の信仰に対する侮辱行為であると強く非難した。
AFP 2010.07.28
【7月28日 AFP】中国南部や香港(Hong Kong)などの広東語が話されている地域で、普通話(Putonghua、標準中国語)の使用拡大に抗議する動きが広がっている。
産経新聞 2010.07.27
中国新疆ウイグル自治区に住むウイグル族の新聞記者で、昨年7月のウルムチ暴動で当局の対応を批判したとされるジャーナリスト、ガイラット・ニヤズ氏(51)が23日、ウルムチの裁判所で国家安全危害罪により懲役15年の実刑判決を受けたことが27日、分かった。知人が明らかにした。
米政府系放送局のラジオ自由アジアなどによると、ガイラット氏は暴動後に外国メディアの取材を受け、コメントしたことが罪に問われたという。
在米ウイグル人協会(UAA) 2010.07.23
http://www.uyghuramerican.org//articles/4843/1/Uyghur-journalist-and-webmaster-Gheyret-Niyaz-sentenced-to-15-years/index.html
報道によると、ウイグル人ジャーナリストでウェブサイト管理者のガイラット・ニヤズ氏が本日(7月23日)外国人ジャーナリストと話したことが国家安全に危害を及ぼしたということで懲役15年の刑を宣告されたという。
ニヤズ氏は東トルキスタンの区都ウルムチでの2009年7月5日に起こった騒乱に先立ってウェブ上に投稿されたデモの計画について政府官員に通告し、その後に自治区政府の騒乱への処置について批判した、と報道されている。
在米ウイグル人協会(UAA)はこの過酷な判決が、中国政府はいかなるウイグル人の異論派に対しても寛容さをもたないという政策、同様に情報の流出を厳しく管理し公的政策の一般からの批判を阻止するための政府の組織的運動を象徴していることを確信する。
「中国によるガイレット・ニヤズ氏への過酷な判決は政府と結びついているウイグル人であってさえも公式な政府方針に異議を称える意見を表明することは許されていないことを示しています。」
ウイグル人の民主指導者ラビア・カーディルさんは語った。
「ニヤズ氏でさえ15年の刑期の判決を言い渡されたことにより、私は多くの7月5日以後に拘束されていまだ裁判も判決も受けていない、他のウイグル人ブロガーやジャーナリストたちの運命を危惧しています。」
「ウェブサイトのサルキンに勤務していた若い女性のグルミア・イミンさんはネット上で自分の意見を表現したことで2010年4月に終身刑を宣告されました。言論の自由を行使しただけで監獄の独房で悩み暮らす他の多くのウイグル人に何が起ころうとしているのでしょうか。」
ニヤズ氏はウルムチでのたった一日の裁判の後、刑を宣告されたと報道されたが、ただ一人の家族、妻のリサレットさんだけが傍聴することを許可された。
リサレットさんは報道でニヤズ氏がいかなる法律も破っていないと主張し、本当に一人の市民、ジャーナリストとして行動していたと語った。
産経新聞 2010.07.24
米国議会上院のダークセン議員会館6階の公聴会室は超満員だった。7月19日午後、この時期の首都ワシントンは夏休みのために街路の人通りは少なくなるのだが、この部屋は人の熱気に満ちていた。
「中国に関する議会・政府委員会」が主催した中国のウイグル問題についての公開討論会だった。この委員会は名称のとおり、議会と行政府が合同で中国の人権問題について調査し、議論し、議会と政府の両方に政策提言をする。いまの委員長はバイロン・ドーガン上院議員、副委員長はサンダー・レビン下院議員で、いずれも民主党の有力議員である。この立法府の代表に対し行政府は国務省の高官が代表になることが多い。
19日の討論会は「抗議や騒乱から1年後の新疆の状況」と題されていた。中国の新疆ウイグル自治区で昨年の7月上旬から起きた騒乱からちょうど1年、中国当局の弾圧や、ウイグル人と漢族中国人との衝突で死傷者数千人を出した惨劇の後はどうなったか、という探索なのである。
こういう集いをみると、いまさらながら超大国の米国の奥行きを感じる。ウイグル人問題というのは、中国政府の弾圧が明白でも、オバマ政権は触れたがらないのに、大統領と同じ民主党の有力議員が名前を出しての中国政府批判の討論会が立法府、行政府の共同作業として催されるからだ。しかも一般の傍聴者で大きな公聴会室が満員となり、立ったまま耳を傾ける人も多いのである。ウイグル問題には血なまぐさい事件からすでに1年が過ぎても、米国側での関心はこれほど高いのだ。
RFA 2010.07.15 | 翻訳・掲載:2010.07.21
世界ウイグル会議スポークスマンのデリシャット・レシット氏が明らかにした情報によると、一週間ほど前に、グルジャでウイグル人住民らと警察隊が衝突する事件が発生し、ウイグル人住民9人が逮捕され、5人が行政処分を受けた。
朝日新聞 2010.07.18
【台北時事】在外ウイグル人組織「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長の三女、レイラさん(41)が18日、台湾の民間団体の招きに応じて初訪台した。レイラさんは台北市内で記者会見し、故郷の中国・新疆ウイグル自治区の状況について「家族はまだ収監されたままで、消息は何もない。王楽泉(党委員会書記)が解任されたこと以外、何も変わっていない」と述べ、昨年の大規模暴動の後もウイグル族への抑圧を続けている中国当局を強く批判した。
アムスティ・インターナショナル 2010.07.08
昨年、新彊ウイグル自治区で起きた騒動について、アムスティ・インターナショナルは中国政府に独立した調査を開始するよう要請している。アムネスティが入手した新たな証言は当局の事件に関する発表を疑問視させるものであるからだ。
2009年の中国の新疆ウイグル自治区における抗議に関する報告書「正義、正義を」(Justice, justice)を7月2日、アムネスティは発表した。報告書には新疆の首府ウルムチ周辺での騒乱の後に中国を逃れたウイグル人たちの新たに集められた証言が記載されている。
2009年7月5日およびそれ以後の政府の弾圧で、不必要な、あるいは過剰な武力の行使、大量逮捕、強制失踪、そして拘禁中での拷問や虐待が行われたと聞き取りを受けた人びとは証言した。





